宮﨑 悠斗選手 (いなべ総合)

宮﨑 悠斗

球歴:いなべ総合

都道府県:三重

ポジション:内野手, 右翼手, 二塁手

投打:右 / 左

身長:166.0 cm

体重:60.0 kg

学年:卒業

寸評

 夏の甲子園では、2番・右翼手として出場。快速を活かした走塁とパンチ力を秘めたスイングは目立っていた。 (ここに注目!)  小柄ではあるが、スイングに非力さを感じさせない。しっかりと脇を閉じて、内角の球もキレイに捌くことができていた。 (守備・走塁面)  一塁までの塁間は、左打席から3.9秒前後で走り抜ける快速。夏の三重大会の5試合でも、5盗塁を決めている。上のレベルでも、足を売りにして行ける選手だろう。  右翼手としても、打球への反応、落下点までの入るまで無駄がない。地肩に際立つものはなく、ほぼ平均レベルか。将来的には、中堅のほうが合っているかもしれない。 (打撃内容) <構え> ☆☆☆☆  前の足を軽く引いて、グリップの高さは平均的。腰の据わり具合、両眼で前を見据える姿勢、全体のバランスと取れている。構えたときにピタッとハマり、打席での集中力を感じる。 <始動> 早め  投手の重心が下る途中で動き出す、早めの始動。これは、典型的なアベレージヒッターに多く観られるタイミング。 <下半身> ☆☆☆☆  足を引き上げ回し込み、軽くベース側に踏み込んで来る。始動~着地までの間は充分あり、速球でも変化球でもスピードの変化に対応しやすいはず。軽く踏み込むように、外角を意識した打ち方。それでも内角も開きを我慢して、きれいに振り抜けている。 <上半身> ☆☆☆☆  打撃の準備であるトップの形を作るのも自然体で、ボールを呼び込む際に力むことがない。バットの振り出しは、けしてインサイド・アウトではないものの、バットの先端であるヘッドも下がらずにキレイに振り抜けている。内角をそれでも脇を閉じて振り抜いて、スタンドまで運ぶことができている。 <軸> ☆☆☆☆  足の上げ下げはあっても、目線の上下動は小さい。身体の開きも我慢でき、軸足にも適度な粘りが感じられる。
更新日時:2016.09.21

将来に向けて

 身体は小さいのですが、技術的には完成されていると言っても過言はありません。守備も走力も安定しており、大学などでの活躍も期待できます。ぜひ志しを高く持って、野球を続けてほしい好選手でした。
更新日時:2016.09.21

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