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- 2020年秋の大会 秋季京都府高等学校野球大会 2次戦
- 京都国際vs東山
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東山 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||||
京都国際 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1× | 3 |
東山:橋本-原
京都国際:平野、森下-中川
二塁打:樋口、早田(東)、辻井(国)

東山先発の橋本翔太
7回、8回はお互いに得点を許さず、9回裏の京都国際の攻撃も1、2番が打ち取られ、延長戦に突入するかと思われた。しかし、二死から3番・平野が右前安打で出塁すると、続く4番・中川 勇斗(2年)が四球を選び、一、二塁と一打サヨナラのチャンスを作る。
ここで打席に立つのは5番の辻井。2球で追い込まれたが、「とりあえず食らいついていこうと思っていました」と高めに浮いた3球目のストレートを叩くと、打球は右翼手の頭上を越える長打となり、二塁走者の平野が生還。サヨナラ勝ちで京都国際が3位となり、近畿大会最後のイスに滑り込んだ。
「センスはないけどガムシャラで貪欲な子。よく食らいついてくれたと思います」と辻井の一打を讃えた京都国際の小牧憲継監督。1位通過を狙っていたこともあり、前日の敗戦にチームはショックを受けていたが、選手主導で気持ちを切り替え、苦しい試合をものにした。
本来であればレギュラーの選手を数人故障で欠いており、森下もシンスプリントの痛みからの回復途上で万全ではない。苦しいチーム状況だが、「怪我人が多い時だからこそ、チーム力が試されるという話を子どもたちにはしています。どんな不細工な形でも近畿大会の権利を頂けたので、またレベルアップを図っていきたいと思います」と小牧監督は現状を前向きに捉えている。
前回出場した秋の近畿大会では初戦で明石商に逆転負けを喫している。悲願の甲子園初出場に向けて、今年こそは勝ち進みたいところだ。
(記事=馬場 遼)
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