一條 力真選手 (常総学院)

一條 力真

球歴:常総学院

都道府県:茨城

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:189.0 cm

体重:84.0 kg

学年:卒業

短評

 今年の常総学院は150キロ右腕・菊地竜雅が注目されるが、投手としての素質は菊池に負けないものを持ったのが189センチの大型右腕・一條力真だ。その角度のある速球は菊地も「羨ましいです」と語るほど。一條は地道に伸びてきた。石岡中出身で軟式野球でプレーしていた一條は茨城選抜に選ばれ、そこで常総学院の関係者の目に留まり、常総学院に入学。先輩投手のレベルの高さ、同期ではすでに140キロ近い速球を投げられた速球を見て、自分は3年間でベンチ入りできないと危機感を持ったが、そこから体作り、日々の練習に向き合って、2年春から台頭した。


 最速143キロの速球は角度だけではなく、回転数も好調時は2400台を記録するほどの切れ味があり、フォーク、縦スライダーのキレもよく、制球力も高い。実際に投球フォームを見ても、真上から振り下ろすことができるバランスの良い投球フォームは魅力的だ。この冬は体作りに励み、体重も84キロまで増量した。  また一條で見逃せないのは守備の動きも良いこと。投手前の打球に対し、素早くダッシュし、鋭いターンで二塁に送球した姿を見て非常に驚かされた。 一條は入学当初、フィールディングが苦手だったが、投手ノックを数多くこなしたことで身体の使い方を覚え、動きが素早くなった。  果たして独自大会では成長した姿を見せることができるか、注目をしていきたい。  
更新日時:2020.06.08

短評

試合レポートから抜粋 まず常総学院の先発の一條力真は、188センチの長身から角度のある直球を武器にする本格派。常時130キロ前半から138キロのストレート、120キロ前半の縦スライダー、120キロ近い横のスライダーをコンビネーションにする。この春から台頭した投手だが、春と比べると変化球の精度が上がったことで、ピンチの場面でも粘り強く投げられるようになった。  だからこそ9回表の同点2ランが悔やまれる。サイズはドラフト候補しては申し分なく、ピッチングの精度も2年秋の段階ではまずまず。あと1年間、爆発的なレベルアップを見 せていきたい。
更新日時:2020.06.08

短評

試合レポートから抜粋 7回裏から常総学院は3番手に背番号18の一條 力真が登板。190センチ近くはありそうな上背の大きさ、肩、ひじの柔らかさ、真上から振り下ろせる角度のあるフォームを見れば、一目で逸材と逸材。右オーバーから投げ込む速球は常時130キロ中盤~139キロ(手元のガンで138キロ)を計測。100キロ前後のカーブ、110キロ前後のスライダー、120キロ前後のツーシームを投げ分け、ばらつきがありながらも抑えていた。  これほどの上背があって、まずまずのスピード能力もある。変化球の精度も悪くない。常総学院では久しぶりの大器。高卒プロを狙えるまでの器になってほしいと素直に思った投手であった。
更新日時:2020.06.08

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