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- 2011年夏の大会 第93回神奈川大会
- 慶応義塾vs百合丘
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慶応義塾 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||||
百合丘 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
慶応義塾:加藤、舟波、三宮―木村
百合丘:佐々木―古谷
“ナイスゲーム”が出来た百合丘だったが、1点に泣く
天候が心配された、この日の保土ヶ谷球場だったが、何とか予定の試合は消化された。
そして、試合内容としても、大型台風を寄せ付けないくらいに素晴らしいものだった。「こんな素晴らしい試合をしているのだから、台風が水をさしたらもったいない」と、野球の神様もそんな風に思ってくれたのかもしれない。そう思いたいところだったが、9回裏、1点を追いかける百合丘が1死二塁としたところで、いきなり雨が強く降り出し、中断となってしまった。それでも、砂入れをして9分間で再開することになった。
再開後は、慶應義塾の三宮投手が2者連続三振で抑えてゲームセットとなったが、随所に好プレーもみられ、見ごたえのある試合だった。
試合後、学生監督時代から通算して27年間、母校を指導し続けてきている宮地洋人総監督(大会登録上は監督)は、「ナイスゲームでした。佐々木も、ナイスピッチングでした」と、選手たちを称えた。その佐々木君は、左腕から、しっかり胸を張って、強く腕を振り、上体を使ってしなやかに投げ込んでくる。気持ちも強く、それを前面に出しながらの力投だった。
惜しまれるのは、唯一の失点となった3回。1死一二塁という場面で迎えた慶應義塾三番、注目のスラッガー谷田君との勝負場面だった。ストレートが少し高く入ったところを、右越え三塁打されて2点を許し、さらに沓掛君に犠飛を打たれて、結果的にこれが決勝点となった。
しかし、その後の谷田君の3打席はしっかりと抑えて2三振も奪っており、マウンドでは大きな雄たけびを上げるくらいに気持ちが入っていた。守りも、7回には三塁松尾君、左翼大谷君、遊撃根本君と好プレーが相次いで佐々木君を支えた。8回の1死二塁の場面でも、その直前に守りに入った平原君がダイビングキャッチの美技でピンチを救っている。
こうして、優勝候補の第一シードに対して、食い下がってはなれない百合丘の、ひたむきな試合ぶりは非常に素晴らしかった。
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慶応義塾 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||||
百合丘 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
慶応義塾:加藤、舟波、三宮―木村
百合丘:佐々木―古谷
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