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桐蔭学園 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||||
慶應義塾 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
桐蔭学園:内海、藤岡―森川
慶應義塾:三宮―木村
本塁打:本塁打=谷田(慶)、沓掛(慶)

谷田(慶応義塾)
慶應義塾、緊迫の投手戦を2発で制す
終わってみれば慶應義塾が2本のソロ本塁打で挙げた2点を守り切ったというわかりやすい試合だったというか、一発だけの得点といういくらか大味な試合になったともいえるかもしれない。
しかし、内容的にはしっかりとした守り合いで、さすがに神奈川県の8強対決だと思わせるものだった。
慶應義塾は初回、2死で三番谷田君がフルカウントから真ん中少し外寄りの球をしっかりと捉えてバックスクリーン横に放り込んだ。打球が外野手の頭上でグーンと伸びと行くような、プロ級の豪快な一打だった。これは、谷田君自身通算69本目だというが、芸術的アーチといっていいくらいのものだった。
この1点を追いかける桐蔭学園は5回、四球の八番内海君を二塁において2死から、一番阿部君がしぶとく三遊間を破って二走を帰して同点とした。
お互いの投手がいいだけに、次の1点が勝敗の行方を左右しそうな気配が濃厚だったのだが7回、慶應義塾はこの回先頭の四番沓掛君がジャストミートで運んだ打球が左翼スタンドに飛び込んだ。
前を打つ谷田君が歩かされるというケースが多く、自分で勝負されるという場面でコンパクトに打つことを要求される四番でもあるのだが、この回は先頭打者だったということもあって思い切りのいいスイングをすることが出来たのだが、それがドンピシャリのタイミングで捉えることになった。元々、一発を打つ力のある打者だから四番に座っているのだから、その本領を発揮したといってもいいだろう。
慶應義塾としては8回にも代打小関君の左前打などで追加点の好機を得たのだが、ここは最後に桐蔭学園が藤岡君を送りこんで力で封じ切った。
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