平塚学園、5回コールド勝ち。デビューが遅れた大型左腕が快投



先発・中村翔(平塚学園)

 春季県大会に登場した平塚学園は10日、氷取沢と対戦し、16対1の5回コールド勝ちを収めた。初回から打線が繋がり、大量点を奪った。

 スラッガータイプの選手がいるわけではないが、ミート力が高い選手が多く、次々と安打性の打球を飛ばすことができていた。

 そしてエースの中村 翔投手の投球が光った。185センチ、83キロの大型左腕で、これまでベンチ入りはあまりない投手だったが、コンパクトなテークバックから繰り出す常時120キロ後半〜130キロ前半の速球はキレがあり、スライダーの切れ味もよく、平塚学園といえば、右の好投手が多いイメージだが、大型左腕はあまりいない。将来はプロ野球選手になることを掲げた中村。楽しみな存在だ。

 平塚学園は昨秋、新型コロナウイルス感染者が出た影響で、出場を辞退。今年のチームに入ってから公式球場の公式戦は初めてで、躍動する姿があった。次の相手は東海大相模。小寺悠河主将(3年)は「能力が高い選手が多いと思うので、こちらは束になってぶつかっていきたい」と意気込んだ。

 昨年も春季大会3回戦で対決し、接戦を演じた。打撃もだが、守備力が高い選手が多く、エース中村が踏ん張れば、接戦を持ち込む可能性は大いにある。

(取材=河嶋 宗一

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