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東海大相模が投打で圧倒V!秋3連覇達成

求航太郎(東海大相模)
9月26日、秋季神奈川県大会決勝戦・東海大相模vs向上の一戦は9対2で東海大相模が勝利を収め、3年連続の秋季大会優勝を決めた。
東海大相模の先発は求 航太郎。一時期、故障があったときくが、明らかにパワーアップした姿を見せてくれた。
真っ向から振り下ろす直球は常時135キロ〜140キロ(最速142キロ)。初回には140キロ以上を6球計測。春の頃と比べると明らかにパワーアップを遂げており、角度があり、重量感が備わったストレートは唸らされるものがある。そして125キロ前後のカットボール、120キロ前後のスライダー、フォーク、110キロ前後のカーブと球種も多彩。
投手としてもスケールが大きく、総合力も高く、経験豊富で走者を背負ってもバタつくことはない。来年のドラフト候補として注目していい投手だ。コンタクト力が高い向上相手にも要所で力強い。
打者としてもスイングが実に鋭く、東海大相模で、これほど投打でスケールを持ちながら、実戦力が高い投手も久々といえる。
東海大相模は3回表に、一死一、三塁からチャンスから2番板垣 拓心の中前適時打で1点を先制。そして5回表、一死二塁から3番百崎 蒼生の適時打で1点を追加すると、6番武井 京太郎の3ランで突き放しに成功した。原俊介監督も「5回まで接戦の展開で、どちらに流れがいってもおかしくない試合展開で、本塁打が出て突き放すことができたのは大きいです」と武井の本塁打を称えた。
その後も武井は7回表にも2点適時打、8回表にはワイルドピッチから1点を追加し、さらに百崎 蒼生の適時三塁打で9対2と点差を広げた。
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