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東海大相模、投打に盤石。庄田-谷口バッテリーの活躍で8回コールド勝ち



先発・庄田聡史(東海大相模)

 東海大相模は9月20日の準々決勝で日大高と対戦し、8対1で8回コールド勝ち。県大会4試合、すべてコールド勝ちだ。

 ここまで圧倒的な打撃を見せる東海大相模は速攻で仕掛けた。
1回裏、1番伊藤 航大が出塁し、すかさず二盗を決め、三塁に進むと、3番百崎 蒼生(あおい)の中前適時打で1点を先制。さらに4番求 航太郎の左前適時打、5番深谷 謙士郎が歩いて6番武井 京太郎が左中間スタンドに消える3ラン本塁打で5対1とする。

 武井の打球は失速することなく、スタンドに消えていった。これには原 俊介監督だけではなく、武井自身も驚きだった。
 「公式戦が初めてで、高校でも通算2本目。僕自身、こんな飛ばす選手ではないですし、打った自分が一番驚いています。人生で一番飛んだと思います」

 恵まれた体格。無駄のないスイング軌道を見ても、東海大相模のレギュラーにふさわしい技量とパワーを持った打者だと実感した。これから本塁打を積み重ねる可能性はありそうだ。

 その後、犠牲フライで1点をとった後、なかなか点がとれない展開が続いた。野手の正面をついたり、何か東海大相模らしくない攻めが続いたが、7回裏、1番・伊藤の適時打で貴重な追加点を挙げたことが大きかった。

 8回裏、一死満塁のチャンスを作り、7番谷口 翔生(しょう)が打席に立つ。
 「自分自身、長打を打てる打者ではないので、つなぐことを心がけました」
 心に決めて振り抜いた打球は左中間を破る適時二塁打となり、コールドを決める「サヨナラ打」となった。

 この試合、光ったのは庄田 聡史の投球だった。右スリークォーターから投げ込む直球は常時130キロ〜135キロ前後。最速では140キロ前後の速球を投げられる投手だが、コントロールを重視して、内外角だけではなく、低めにきっちりと投げることができる。春季関東大会ではとにかくボールが高めに浮いていて、投球になっていなかった。この試合に関しては低めの制球力が素晴らしく、組み立てがうまくできていた。正捕手・谷口は「秋ではかなり状態がいいです。高めに浮かなかったのが良かったと思いますし、成長を感じます」と成長を称える。

 また原監督は谷口の好リードぶりを評価。
 「落ち着いていて、しっかりと試合を作ることができていました」

 なかなか点が取れない試合展開でも落ち着いてリードすることができていた。

 打撃面が注目されるが、この試合は無失策で終えた。
 「守備を固めて、試合を作るのは野球の大原則」と原監督が語るように、落ち着いた試合運びを見せる東海大相模。3年連続の関東大会まであと1勝だ。

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