1年生左腕・杉山が3安打、6奪三振の好投!横浜3年ぶりの夏の聖地へあと2勝



先発・杉山遙希投手(横浜)

 24日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた第103回選手権大会神奈川大会は、横浜が11安打で11得点の猛攻で7回コールド勝ち。19度目の夏の甲子園出場に向けて、ベスト4進出を決めた。

 立ち上がりから打線が火を噴いた。
 1回表、いきなり一死満塁のチャンスを作ると、5番・宮田 知弥(3年)が押し出し四球を選び先制点を挙げる。なおも一死満塁から、6番・岸本 一心(2年)の二ゴロの間に1点を挙げると、続く7番・玉城 陽希(2年)がライトへの2点タイムリー。横浜は初回だけで5点を奪い、試合の主導権を掴んだ。

 先発マウンドに上がったのは、公式戦初先発となる背番号15の1年生左腕・杉山 遙希投手。最速139キロの直球に、カーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球を丁寧に低めに集めて、立ち上がりから安定感抜群の投球でゲームメイク。5回まで散発3安打、奪三振6と危なげない投球を見せた。

 その後も横浜は、5回表にも一死満塁から玉城が走者一掃の適時三塁打を放つなど追加点を重ね、11対3の7回コールド勝ち。投打がかみ合い、ベスト4進出を決めた。

 試合後、村田浩明監督は、試合を作った杉山の投球を称えた。
 「先発を1年生に任せる勇気もいりましたが、杉山という選手がしっかりと準備してくれて、向上に立ち向かってくれた結果が、集中打に繋がったと思います。一人(杉山)がチームを鼓舞してくれた試合でした」

 それでも6回には、バント処理のミスから失点を許すなど課題も出た。
 村田監督が「バント処理上手い子ですが、(ミスが)出るということは何かが足りない」と言えば、杉山も「課題にして頑張りたい」と気持ちを引き締める。

 山田 烈士(3年)や金井 慎之介(3年)、宮田 知弥(3年)など多彩な投手陣を誇る横浜だが、その中でも杉山は特に大きな存在感を放っており、準決勝、決勝での登板も十分ある。
 2018年夏以来の甲子園へ、大きなピースとなりそうだ。

(文=栗崎 祐太朗)

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