2019年04月14日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか

向上vs湘南学院

2019年春の大会 神奈川県春季大会 4回戦
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

野手の人材が豊富な向上 組織力の高さを発揮しベスト8へ!



先発・福島(向上)

【熱戦の模様をギャラリーでチェック!】

 桐蔭学園を破った向上と、毎年上位に顔を出す日大高を破り4回戦へコマを進めた湘南学院の一戦。向上は3回戦で桐蔭学園の投手陣を攻略した打撃力を投手力が高い湘南学院相手にも発揮した。

 湘南学院の先発は福島 勇世。昨夏の時点から135キロ前後の直球を投げていた本格派右腕。この試合でも130キロ中盤~138キロと130キロ後半を何度も計測しており、平均球速は上がっている。夏には140キロも見込めるだろう。

 ただ気になったのはスライダーやチェンジアップなどが高めやベルトゾーンに集まっていること。向上打線はそれを見逃せなかった。

 5番赤城 昂太郎が四球で出塁し、6番小泉瑛輝はバスターエンドランを仕掛け、見事に右前安打を放ち、さらにバッテリーミスで二、三塁とチャンスを広げ、一死二、三塁から8番・松村 青の右前適時打で2点を先制。さらに二死となって1番岡崎 大輝が高めに入ったストレートを逃さず、打った瞬間、本塁打と分かる鋭いライナーでレフト席へ飛び込む2ランで4対0。さらに3回表には二、三塁のチャンスから敵失で2点を追加し、6対0とする。

 向上の先発は昨日に引き続き、松村が先発。コンパクトなテークバックから大きく胸を張って振り下ろすオーソドックスな右投手。ストレートのスピードは125キロ~128キロと決して速くないのだが、両サイドへの投げ分けがしっかりしていて緩いカーブや120キロ近い縦スライダー、スライダーを低めに投げ分ける。特にストレートとほぼ変わらない軌道で落ちる縦スライダーは見極めが難しく、湘南学院の打者は泳ぎ気味になりながら打ちに行く打球が多かった。

 試合は7回裏、湘南学院は一死一、二塁から1番相川が甘く入ったスライダーを捉え、レフトの頭を超える二塁打を放ち、2点を返したが反撃はここまで。向上がベスト8進出を決めた。

 向上は野手陣のレベルが高い。逸材野手の顔ぶれを次ページで紹介したい。

【次のページ】 向上vs湘南学院(2)

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