2016年04月19日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか

桐蔭学園vs平塚学園

2016年春の大会 神奈川県春季大会 4回戦
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

やはり死闘となった桐蔭vs平学の一戦!桐蔭が粘る平学を振り切りサヨナラ勝ち!

小川(桐蔭学園)

 先週の日曜日で行われていた一戦はノーゲームとなり、今日4月19日(火)に順延となったこの試合。この両校の対決は良く当たる。近年では2013年春の準々決勝、2013年の夏の準決勝、2014年秋の4回戦の対戦が実現しているが、この試合も手に汗握る激戦となった。

 先制したのは桐蔭学園。まず1回裏、1番西山の内野安打から2つの内野ゴロの間で二死三塁とすると、4番中の敵失で1点を先制。その後も二死満塁まで追い詰め、7番小川航の中前適時打で2対0。二塁走者も突っ込んだが、これはアウトとなり、2点止まりに終わる。
 その後、お互い点が取れない。2点を取られた平塚学園の舘は130キロ弱のストレート、スライダー、カーブを投げ分けるオーソドックスな右投手。コントロールはだんだん持ち直して、低めに集めてしっかりと試合を作っていた。

 そして7回から登板した2番手・直井も真っ向から振り下ろすオーバーハンドで、120キロ後半のストレート、緩いカーブを投げ分ける投手で、思い切って腕を振って投げることができるので、桐蔭学園の打者はそれに押された形となって、凡打の山だった。
 一方、桐蔭学園の先発・小川 隼平は非常に良かった。1年秋から見ている投手だが、この時、球速は125キロ前後だったが、最終学年になって、コンスタントに常時130キロ~135キロ前後を計測。何度も最速135キロを出しており、球威が出てきて、外角へズバッと決まるストレートは思わず唸らされるものがあった。さらに変化球は110キロ前後のツーシーム、スライダーを投げ分け、外角にずばずばと決まる。これは打ち難い実戦派サイドハンド。大きく成長を見せていた姿を見せていて、このまま完封かと思われた。しかし桐蔭学園の終盤以降の攻撃が淡泊だったのもあり、まだ平塚学園はいけるぞという流れになっていた。

 9回表、平塚学園は二死から2番芦川が高めのストレートを逃さず、ライトスタンドへ飛び込むホームラン。これで1点差に。桐蔭学園の小川隼はこの本塁打で動揺の色が見え、8回までズバズバ決まっていたコントロールが乱れ、3番北岡が四球で歩くと、4番桑原も安打で続き、代打・中野。中野は詰まりながらも中前安打。緩い打球だったことが幸い、二塁走者の北岡はホームイン。9回二死から同点に追いつく。この同点劇に平学ベンチに大いに沸く、だが小川が後続の打者を抑えて勝ち越しを許さなかった。

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