仲島 大雅選手 (法政二)

仲島 大雅

球歴:法政二

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 ずんぐりむっくりした体型ながら、常時135~140キロ級の球威と勢いを兼ね備えたボールを投げ込む速球派。2015年度の、神奈川を代表する投手への期待が膨らみます。 (第一印象)  安定した下半身を元に、実に馬力溢れる素材。それでいて、それほど荒っぽさがないところにも好感が持てます。 (投球内容)  ワインドアップから、力強いボールをコーナーに散らします。ストライクをポンポンと先行させ、最後は外角にズバッと威力のあるストレートで仕留めてきます。しかし自信があるのはストレートだけではなく、カウントを取るスライダーと、空振りを誘う低めのボールゾーンに切れ込むスライダーにもあります。マウンド捌きも堂々としてますし、コントロール・投球術も一定レベルにあると言えるでしょう。しいていえば、クィックが1.25秒前後と、少し遅いのが気になることぐらいでしょうか。 <長所>  腕を強く振れるので、速球と変化球の見極めは困難。ボールにもしっかり体重が乗せられており、打者の手元まで勢いが落ちません。  グラブがもう少し後ろに流れないように抱えられると良いのですが、足の甲で深く地面を捉えて投げることが出来ています。更に「球持ち」がよくボールを押し込めれば、もっと低めに球が集まるようになるのではないのでしょうか。 <課題>  上記に触れた部分での課題はありますが、あとは目立って気になる部分はありませんでした。志しを高く持って、細かいところまで追求して欲しいと思います。地道に鍛錬を積めば、相当な領域までレベルを引き上げることも期待できるでしょう。
更新日時:2014.08.20

将来の可能性

 あまりドラフト候補の匂いはしてきませんが、順調に資質を伸ばして行ければ、法大に進んでも全国から集まってくる逸材達にも全く引けをとらないだけの力量を身につけられるのではないのでしょうか。秋以降、神奈川では注目の存在になるでしょうから、自覚を持って已を高めて行ってもらいたいと思います。期待して、見守ってゆきたい一人です。
更新日時:2014.08.20

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