高井 大地選手 (横浜)

高井 大地

球歴:横浜

都道府県:神奈川

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:171.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

 肩痛のため、選抜には出場できなかった 高井大地。しかしその存在感は、チームでも絶対的と言われています。選抜緒戦で破れた横浜にとって、彼の復活こそ夏に向けて一番のポイントになることでしょう。    (第一印象)     カウントが悪くなっても、実に堂々として構えます。投手としては、そのいつもと変わらない態度を見ているだけでも、平常心を保てるのではないかと思います。    (ディフェンス面)     ミットを示し、グラブは地面に下げません。そのためワンバウンド処理も素早く反応し、体で止めに行くので後逸も少ないのでは? 特にボールを押し込めるような強いキャッチングができ、審判からもストライクコールを導きやすくなっているはず。現状地肩が何処まで回復しているのかはよくわからなかったのですが、遠投105メートルと言われる強肩も持ち主。    (打撃内容)    春季神奈川大会・慶応高校戦(2014年05月03日)では、レフトオーバーを含む3安打を放ち復調をアピール。特に左中間方向に、引っ張って巻き込む打撃を得意とします。    <構え> ☆☆☆☆     前足を軽く引いて、グリップを高めに添えます。背筋を伸ばし、両目で前を見据える姿勢もよく、全体にバランスの取れた構え。    <始動> 遅すぎ     投手がリリースを迎えるあたりで動き出すので、始動としては遅すぎます。一定レベル以上の球速・キレのある球に対し立ち遅れる可能性があります。    <下半身> ☆☆    始動~着地までの「間」が短すぎるので、狙い球を絞りその球を逃さない鋭さが余計に求められます。踏み込んだ足元はインパクトの際にブレるので、引っ張り込める球は好いのですが、外角の厳しい球や低めの球について行くのは厳しいのでは。    <上半身> ☆☆☆    打撃の準備ある「トップ」を作るのは自然体で、上からコンパクトに振り出します。バットの先端であるヘッドが、時々下がるのが気になります。     <軸> ☆☆    足の上げ下げは小さいので、それほど上下に動きません。しかし体の開きが我慢できず、下半身が不安定のため軸足の形も崩れてしまっています。                                     
更新日時:2014.05.07

将来の可能性

 この試合を観る限り、打撃への影響はすでに殆どないのではないかと思います。スローイングに関してはよくわからなかったのでなんとも言えませんが、ディフェンス力はさすがに高いレベルにはあるようです。夏の甲子園出場、更に選抜のリベンジを考えると、この男の復活抜きに横浜高校の躍進は考えられません。
更新日時:2014.05.07

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