水海 翔太選手 (桐光学園)

水海 翔太

球歴:桐光学園

都道府県:神奈川

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

 下級生時代から主軸を打つ右のクラッチヒッター。非常に右打ちが上手い巧打者で、好投手からでも得意の右打ちを発揮してきた。 (打撃)  彼は右打ちが得意なこと。140キロ台のストレートを投げる好投手に対してでも、発揮してきた。外角を裁くことを重視した打撃スタイルである。  スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。 投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っ直ぐ踏み込んでいる。トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引きつけていく。グリップが体の後ろへ入り、インコースの捌きが難しくなる。ヘッドはインパクトまでロスの無いスイングができている。インパクトの押し込みも強く、フォロスルーもしっかり大きく取ってスイングを終えることができている。目線のブレも少なく、安定した打撃フォームだ。  外角のストレートにはかなり強みを発揮する一方で、まだスライダーに対しては腰砕けになってしまい自分の打撃ができていない。まだその辺が物足りないところで、外角スライダーを我慢してヒットにするか、それともカットしながら、甘く入ったところを長打にする鋭さを身につけるか。甲子園では高めのカーブを本塁打にしたように甘く入ったところを長打にする集中力は持ち合わせていて、桐光学園の中では頼りになる選手であることは間違いない。 (守備・走塁)  打球に対する動きを見ると卒無く動くことができている。守備力は標準のレベルだろう。肩の強さまでは分からなかった。  塁間タイムは4.3秒前後で、左打者に換算すると4.00秒前後で脚力は標準レベルに達しており、走塁を見ると非常に上手い走塁を見せている。
更新日時:2013.02.17

将来の可能性

 打席の内容を振り返ると、実戦的な打撃ができる選手で、集中力の高さを感じる好選手。走塁・守備も卒無くこなしていて、高卒プロ云々の選手ではないが、大学レベルで活躍が期待出来る選手だろう。  激戦区の神奈川の連覇を狙うには彼の走攻守の働きが期待されるだろう。ぜひ昨年以上の内容を示して活躍を見せてくれることを期待したい。
更新日時:2013.02.17

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