森 勝哉選手 (広陵)

森 勝哉

球歴:広陵

都道府県:広島

投打:左 / 左

身長:180.0 cm

体重:82.0 kg

学年:卒業

短評

粗削りではあるが、夏の大会から活躍を見せてきた左腕。ボールに力はあり、コンスタントに130キロ後半~140キロ前半を計測する速球派左腕。この投手が急激に伸びれば、今年の高校生左腕事情は非常に明るくなる。  ストレートは常時130キロ後半~142キロのストレートと、ストレートの威力は2年秋には申し分ない。125キロ前後のスライダーと精度も悪くない。制球力が悪いというより、登板した試合に限っては守備のミスが重なってしまった。ポテンシャルからすれば、夏には145キロまで伸びてもおかしくない。    クイックは1.3秒前後のクイック。けん制なども平均的。強豪校の左腕としてクイック、フィールディングなどはまずまずのスキル。 (投球フォーム)  ワインドアップから始動し、右足を胸元の近くまで引き上げていきながら、バランスよくたつ。右足を二塁方向へ送り込んでいきながら、重心を下げていき、インステップ気味に着地を行う。右腕のグラブを斜めに伸ばしていきながら、引き込んでいく。腰の動きを横回りで動く選手で、コンパクトなテークバックを取ってからトップを取ってリリースに入るまでの軌道を見ると、本人として振り下ろしたい意図が見えるが、スリークォーター気味なので、横の角度で勝負するのか、縦の角度で勝負するのか、明確にしたほうが良い。  そうすると、どういう球種で攻めるのか、自分はどういう方向性でピッチングを踏み込んでいけばいいかわかるはずだ。
更新日時:2019.01.02

将来の可能性

 ストレートにも力があり体も大きくドラフト候補へ大きく浮上する可能性がある。ただ今後はどういう方向性で勝負するのか、春、夏には突き抜けた武器を身につけてほしい。ストレートの角度がほかの投手にはない、スライダーの角度がえぐいなどなど。それがあると、打たれにくい投手になっていくのではないだろうか。
更新日時:2019.01.02

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