出水中央4番・齋藤が決勝の犠飛<鹿児島NHK旗>
<第65回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:出水中央5-4鹿児島>◇25日◇2回戦◇鴨池市民
立ち上がりから押し気味に試合を進めながらも得点できなかった鹿児島だったが、3回に相手のエラーと6番・德山 和哉(3年)の中前適時打で2点を先取する。
その裏、出水中央は2死三塁から2番・濱島 琉生(3年)の適時内野安打、3番・德田 怜雅(3年)、4番・齋藤 凌(3年)の連続適時二塁打で3点を返して逆転する。
5回、鹿児島は6番・德山の犠飛で再び同点とした。
中盤6回以降は両者勝ち越し点が奪えず、今大会初の延長戦へ。
10回表、鹿児島は途中出場の7番・森山 颯(3年)の左前適時打で1点を勝ち越す。
その裏、出水中央は無死満塁と好機を広げ、3番・德田が死球で同点。4番・齋藤が犠飛を放って勝ち越し。出水中央が中軸の活躍などで2時間29分の熱戦をものにした。
(取材=政 純一郎)