鹿児島実が序盤の集中打で主導権握る<鹿児島NHK旗>
<第65回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:鹿児島実7-0鹿屋農>◇23日◇1回戦◇鴨池市民
鹿児島実は立ち上がり、単打のみながら打者一巡で7安打を浴びせる。
3番・木村 成(3年)の中前適時打で先制し、5番・下原口 仁(2年)、7番・新改 幸志朗(2年)、8番・前田 晄汰(3年)の適時打で4点を先取した。
2回表も勢いは止まらず、3番・木村の中越え二塁打などで2点を加点し、序盤で一気に主導権を手繰り寄せた。
3回以降は追加点が奪えなかったが、6回表に3番・木村が3打点目となる犠飛を放って7点目を挙げた。
鹿屋農は1回1死一、三塁の好機も連続三振で生かせず。2回以降は、鹿児島実先発の左腕・西 悠太朗投手(2年)、6回途中からリリーフした大迫 比哉琉投手(2年)の前に無安打に抑えられ、反撃の糸口が見出せなかった。
(取材=政 純一郎)