2019年04月04日 平和リース球場

神村学園vs尚志館

第144回九州地区高等学校野球大会鹿児島県予選 準決勝
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鹿児島発 球道夢限 政純一郎

「野球のセオリー」を学べ!・神村学園



先制点のホームイン(神村学園)

 今大会、優勝候補の筆頭の神村学園に、ノーシードながられいめい鹿児島情報と強豪私学に打ち勝ってきた尚志館が挑んだ。

 神村学園は初回、エラーを皮切りに一死二三塁とチャンスを作り、4番・井上 幹太(2年)の犠牲フライ、5番・田中大陸(2年)のセンターオーバー三塁打で2点を先取した。

 [team]尚志館[/team]は3回表、無死満塁とし、2番・長元瑛希主将(3年)がしぶとくレフト前に運んで1点を返す。3、4番が倒れて二死となったが、5番・平安山亜門(3年)がセンター前に弾き返し、2点を挙げて逆転した。

 5回表、神村学園は先頭の5番・田中大がセンターオーバー三塁打を放ち、6番・松尾 駿助(3年)のライト前タイムリーで同点とする。更にチャンスを広げて満塁とし、押し出し、2番・田本 涼(3年)、4番・井上幹のセンター前2点タイムリーで計6点を奪って主導権を握った。

 6回裏にはリリーフした9番・桑原 秀侍(2年)が特大3ランを放ち、そのままコールド勝ちかと思われたが、直後の7回表、尚志館は4番・窪田翔太(3年)のセンターオーバー三塁打で1点を返し、コールドを阻止する。

 8回には先頭の7番・宮脇聖真(3年)がレフトスタンドに特大ソロを放った。

 なおも一死一二塁と尚志館が終盤もう一山作りそうな雰囲気があったが、神村学園は3番手・中川 武海(2年)をリリーフで送る。後続を断ち、その裏は先頭の中川がレフト線二塁打を放ち、犠牲フライで相手の流れを断つ貴重な1点を追加した。

 「野球のセオリーを知らなすぎる!」
 神村学園・小田大介監督の心中は穏やかでなかった。強打・尚志館の挑戦を退けて決勝に勝ち進んだが、攻守の様々な課題が浮き彫りになった。中盤畳みかけた勝負強さ、打球の質などは優勝候補らしい力強さがあった。一方で「先頭打者を四死球で出さない」「送るべきところは確実に送る」など「野球のセオリー」といわれる部分の不徹底で試合をスムーズに進められなかった。

 「こんなことをしていたら夏はありえない」。指揮官は甲の緒を締め直していた。

(文=政 純一郎

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