山下 敦大選手 (樟南)

山下 敦大

球歴:樟南

都道府県:鹿児島

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:167.0 cm

体重:60.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋 2011年11月23日 何より勝利の原動力になったのは先発左腕・山下敦大の好投だ。強打の鹿実打線を八回まで散発4安打に封じ、三塁を踏ませなかった。身長166センチ、直球の最速は130キロに届かない。一見するとどこにでもいそうな左腕だが、投球術は1年生のレベルをはるかに超え、見応えがあった。 左打者が6人並ぶ鹿実打線に対して、生命線にしたのは内角低めを攻めるボール。「鹿児島実の左打者は(内角を)当たりにくるから、そこを思い切り攻めた」と山下。例えば四回に先頭の鹿児島実の最要注意打者、3番・福永泰志にはボールになる変化球から入って、2球目は思い切って内角低めの直球でストライクを取った。 勝負球を見送った福永の焦りを見透かしたように、3球目は同じところに2球目よりもスピードを抜いた直球で二ゴロに打ち取る。「打ちたい気持ちが強すぎて突っ込んでしまった。こちらの狙いをことごとくバッテリーに読まれていた」と福永は悔しがる。続く4番・横田はボール2つから入って、変化球でカウントを稼ぎ、内角低めの変化球で空振り三振。5番・矢野には死球を与えたが、6番・大迫は追い込まれてから打ち気にはやっているところを、けん制球で間合いを外し、力のある内角球で一ゴロに打ち取った。山之口和也監督は「的を絞らせない投球が彼の持ち味。最後まで自分のペースで投げてくれた」と背番号10の好投を称えた。
更新日時:2013.03.02

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です