奥野 翔琉選手 (明徳義塾)

奥野 翔琉

球歴:明徳義塾

都道府県:高知

ポジション:中堅手, 外野手

投打:右 / 左

身長:174.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

寸評

 緻密な守備・走塁を展開し、一気に相手を畳みかける巧打で勝ち上がる明徳義塾。その核弾頭としてチームを引っ張るのが奥野 翔琉だ。 そんな奥野の魅力に迫りたい。 (打撃)  スクエアスタンスで構え、両膝を曲げてバットを立てて構えている。投手の足に合わせて始動を仕掛けて、小さいステップで踏み込んで打ちに行く。バックスイングをとって、左ひじを折りたたむようにして、インサイドアウトのスイングから振り抜くことができている。 トップの立ち遅れがなく、速球に対しても振り負けることないため、140キロ後半の速球を投げる投手に対してもヒットにすることができている。  まだ走り打ちのところがあるので、木製バットに備えて、多少タイムは遅くなってもいいので、しっかりと振ることを意識したい。 (守備・走塁)  なんといっても魅力なのは、ベースランニング。塁間タイムは3.8秒前後で、セーフティ気味や走り打ちのセカンドゴロならば3.6秒台で走り抜ける。二塁打のタイムは7秒41と驚異的なタイムを誇る。脚力に関しては全国ナンバーワンだろう。あとは大事な場面の判断力などが求められるだろう。プロでも足をウリにできる選手になれる可能性を秘めている。  またセンター守備を見ると、一歩目が早く、守備範囲の広さは超高校級。肩の強さは平均的だが、短い距離については、ダイレクトで送球できている。さらに送球を鍛えていけば、高校生でもトップレベルの外野手になりそうだ。
更新日時:2020.03.20

将来の可能性

 好投手に対しても強く、プロレベルの脚力もあり、走塁・守備に関しては高校生の段階では文句付けようがない。 あとは打撃に力強さが出てくればNPBも狙える選手になると思う。  この1年は打者としてどれだけパワーアップできるか、楽しみにしていきたい。
更新日時:2020.03.20

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