金子 京介選手 (盛岡大附)
寸評
夏の甲子園で各都道府県の注目選手の成績を調べた後、実際にパフォーマンスを見て、成績通り凄い選手、そうでもない選手が分かれる。成績以上に凄みを感じさせる選手が盛岡大附の金子京介ではないだろうか。岩手大会では新記録となる5試合連続本塁打。5本塁打11打点、打率.450と圧巻の打撃成績を残した。 また、187センチ93キロと体格面だけいえば、大学生、社会人の打者とひけをとらない選手だ。 そして技術的にも素晴らしいものを持っている。スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばしてバランス良く構えることができている。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、トップの動きを見ていくとグリップが後ろに入りすぎるとことも少なく、余計な反動が少ない。滑らかなスイング軌道でボールを捉え、前足を踏ん張って、まさにスラッガーらしい豪快なスイングとなっている。 軸のブレも小さく、ここまで技術的に完成されている右打者はなかなかいない。今年騒がれているドラフト候補のスラッガーと比較してもかなり良い。 甲子園で一気に評価を上げることができるか注目をしていきたい。
更新日時:2021.08.16
匿名
2024-03-02 at 4:17 PM
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