阿部 椋太選手 (宮古)

阿部 椋太

球歴:宮古

都道府県:岩手

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:179.0 cm

体重:87.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年夏から背番号20をつけて、一関学院戦に登板。とにかく下半身がどっしりしていて、岩手では中学時代から名の知れた投手だったようです。 (第一印象)  一年生とは思えない下半身の充実ぶりが目立っており、非常に重いボールを投げ込んできます。マウンドでも堂々としており、雰囲気のある投手です。 (投球内容)  どっしりした下半身を元に、一関学院戦ではストレートのみで押していました。観た感じ、すでに130~135キロぐらいは出ていそうで、すでに130キロ台後半の球速は、1年の頃から出せる能力があったようです。その重い球で、空振りを誘うというよりは詰まらせるタイプの投球スタイル。 <長所>  お尻を一塁側に下ろせる貴重な投手であり、腕も上から振り下ろしている割に無理がありません。故障し難いフォームであり、どんどん投げ込んで行けるタフな活躍が期待できそうなタイプです。  腕も強く振れますし、ボールにも体重を乗せられているフォームです。体にも力がありますし、ストレートに関しては相当なレベルまで最終学年では行くのではないのでしょうか。 <課題>  「着地」までの粘りがないので、体の「開き」が早くなり、球威・球速の割りに、打者は合わせやすいのではないのでしょうか。  抱えていたグラブは、最後後ろに抜けてしまっています。また足の甲の押し付けも、つま先のみが地面を捉えておりボールが高めに抜けやすいフォームです。実際「球持ち」が悪いとは思いませんでしたが、指先の感覚が悪く制球がばらついていたのは気になります。
更新日時:2012.06.04

将来の可能性

 近年毎年のように、全国的に注目される逸材を輩出する岩手らしい速球派。非常に馬力溢れる素材で、順調にゆけば最終学年で150キロ近い球速も期待できるのではないかと期待をもたせます。  その一方で、「着地」までの粘りに欠け「開き」の早いフォームからも、実戦的ではない素材型を脱しきれないのではないのか? 制球力の問題はどうなのか?という不安は感じずにはいられません。  素晴らしい素材ではありますが、上手く育つことができるのか、その不安は感じます。果たして、来年度の高校野球界を席巻するのは、またしても岩手からなのか? 大いに期待して、今後も注目して行きたいですね。
更新日時:2012.06.04

1 Comment

  1. 匿名

    2024-03-02 at 4:17 PM

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