小山 恭平選手 (駒大苫小牧)

小山 恭平

球歴:駒大苫小牧

都道府県:北海道

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:73.0 kg

学年:卒業

寸評

 昨夏は、チームを南北海道大会の決勝までエースとして導きました。まだ線は細いのですが、長身から投げ下ろす125キロ前後のストレートは球速以上の威力を感じます。小さく横滑りするスライダーと縦に沈むフォークのようなボールがあり、一冬越えた時の成長が期待される存在です。 (第一印象)  手足の長い投手体型といった感じで、投手らしい投手です。細かい制球力はありませんが、四球で自滅するような不安定さもありません。しっかりピッチングのできる、好投手といった印象を受けました。そのためクィックや、フィールディングのなどの基礎技術は、しっかりこなすことができます。 (長所)  グラブは最後までに内に抱えられていますので、両サイドの投げ分けは安定しています。またボールも前で放せており「球持ち」も悪く有りません。あとは、足の甲でもう少し深く地面を押し付けられるようになると、ボールが高めに抜ける球も減るのではないのでしょうか。  縦に振り下ろした長い腕が、最後体に巻き付いてきます。「体重移動」も悪くないのですが、投げ終わったあとに足がガニ股になっており、力をロスしているのが、なんとも残念です。 (課題)  「着地」までの粘りに欠けるので、打者としてはタイミングが合わせやすいフォーム。更に「開き」が早くなってしまい、球筋が早く見極められてしまうので、甘くない球でも踏み込んで打たれてしまいます。  かなり腕を無理に角度をつけて振りおろしてくるので、肩への負担が少なくありません。故障には充分注意して、取り組んで欲しいと思います。
更新日時:2012.03.07

将来の可能性

 まだまだ体ができていないので、一冬越えてきた時に、どんな球を投げ込んで来るのか楽しみです。また技術的にも課題が多く、これを改善して行くのには時間がかかりそう。高校~大学などを経て、緩やかな成長を期待しています。今後の成長を、末永く見守って行きたい感じの投手でした。
更新日時:2012.03.07

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