第154回 読売巨人軍 村田修一選手 「結果を残すために良いルーティンを見つけることが大事」2013年07月19日

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 球界を代表する長距離打者・村田修一選手。07年に初の本塁打王を獲得。08年には46本塁打を放ち、2年連続本塁打王に輝きました。2012年に巨人に移籍し、3年ぶりの日本一に貢献。今回は、そんな村田選手の打撃理論や、走ることの重要性、野球用具のこだわりについて伺ってみました。

【目次】
[1]村田修一選手が伝授する長打を打てるポイント
[2]走ることの重要性を語る
「3」高校球児へメッセージ

村田修一選手が伝授する長打を打てるポイント

――まず、構えについて教えていただきたいのですが、村田選手が構えで大事にしていることはどんなことでしょうか。

村田修一選手(以下「村田」) 構える時は、あまり頭を動かさないことです。常に、姿勢をまっすぐ正して構えることを心がけています。自分の中の基準としては、球場にはライトポールがありますよね。そのポールに対して、真っ直ぐ立つようにしていますね。

――タイミングの取り方はどのように考えていますか?

村田 タイミングの取り方は、ネクストバットサークルで、投手を観察して、いつ足を上げればいいかを考えています。クイックで投げる投手にしろ、ノーワインドアップにしろ、投手それぞれ投げるタイミングが違いますので、打席に立ってから合わせられるように、打席に入る前に合わせるように心がけています。

――高校生の場合は初対戦が多いですが、どのようにしてタイミングの取り方を工夫していけばいいでしょうか?ね。

村田 初対戦といっても、投手はブルペンで投球練習をすると思いますし、観察すれば、タイミングを合わせる練習はできると思いますよ。

――村田選手の“ミートポイント”とは?

村田 僕は、手が伸びきる前に当たればいいかなと考えていますね。手がちょっと伸びる前に当たると、押し込みができるので、少し肘が曲がる状態で当てるように心がけていますね。

――では、自分のスタイルを確立するためのオススメの練習法はありますか?

村田 長距離打者を目指すならば、ボールにスピンをかけて打つことは大事ですよね。そのため、ティー打撃の時に工夫してもらいたいことなのですが、普通ボールを捉える時は正面でボールを捉えていますよね。でも、長距離打者の場合、ボールの下を捉えるように練習していますね。僕の場合、ティー打撃をやるときは横からではなく、上に上げてもらって、ボールの下を捉える練習を行っています。

――村田選手の中で、今のバッティングが確立した時期というのはいつでしょうか?

村田 本塁打王を獲得した2008年頃ですね。個人的にはすごく良い時期でした。ちょうどその時期は、北京五輪と第2回WBCがあって、そこで、あまりいい成績を残せなかったんです。WBCでは、主軸として使ってもえるようにと、その意識で、練習を続けていたからこそ、バッティングの感覚も掴めたものだと思っています。

――村田選手がホームランを打つ上で大事にしているものとは何でしょうか?

村田 どんな状況でも強くバットを振れる構え。そして、気持ち、心の準備も大事にしています。

――強くバットを振るために、良いトレーニングや練習法はありますか?

村田 ロングティーは有効な練習法ですよ。僕は、高校の時から、プロ入りしてからもずっと継続してやっています。
打席に立てば、投手が投げるボールによる反発力で飛ばすことはできますが、遅いボールを飛ばすには、しっかりと打たないとなかなか飛ばないので、遠くへ飛ばす力を養うには有効的な練習です。

――そんな村田選手が、プロ入りしてから最も記憶に残っている1本はありまか?

村田 初ホームランも嬉しかったですけど、2007年に、佐々岡真司(元・広島東洋カープ)さんから打ったホームラン。(ホームランを打って)涙が出たのはあの1本だけですね。
佐々岡さんの引退試合だったんです。そこで、ホームランを打ってしまって、申し訳ない気持ちはありましたけど、あのホームランで一つ乗り越えられたものがあったと思います。

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プロフィール

村田 修一 (むらた・しゅういち)
  • 1980年12月28日 福岡県出身
  • 身長177センチ 体重92キロ 右投右打
  • 東福岡高校
    -日本大学硬式野球部
    -横浜ベイスターズ (2003 - 2011)
    -読売ジャイアンツ (2012 - )
  • 本塁打王:2回 (2007年、2008年)
    ベストナイン(三塁手):2回 (2008年、2012年)
    月間MVP:2回 (2003年9月、2008年7月)
    優秀JCB・MEP賞:3回 (2003年、2006年、2007年)
    スピードアップ賞:1回 (2011年)
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