第127回 ボストン・レッドソックス 上原浩治 選手 (前編)2013年02月03日

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 2月はMLB経験者からの特別寄稿が始まります。第1弾は、上原浩治選手が登場。世界を舞台に活躍したヒーローたちから、高校球児への熱いメッセージをいただきました。

東海大仰星高から大阪体育大学に進学した上原浩治は、大学では通算36勝を挙げた。1999年に巨人に入団。2009年からはMLBでプレー。2013年はボストン・レッドソックスへの入団が決まっている。
 そんな上原選手に、今回は個人練習の大切さと取り組みについて。また世界で戦う中で変化した思いを伺いました。

後編はこちらから!
ボストン・レッドソックス 上原浩治 選手 (後編)

【目次】
[1] 世界で自分をアピールすることの大切さ
[2] 今の自分に必要なものを考えられる力をつけよう

世界で自分をアピールすることの大切さ

――上原選手がMLBでプレーする中で、野球選手としてここは大事にしなければならないと感じたことはありましたか?

上原浩治選手(以下「上原」)  周りに流されないようにすることが第一ですね。いかに自分というものを持つのかが大事です。とくに、アメリカの場合は、自分をアピールしなければなりませんからね。日本のように一球団40~50人ではなく、300~400人もの選手が所属しています。その中で、自分をどうアピールしていくかは改めて感じました。

――上原選手の場合は、どうアピールしていったのでしょうか?

上原 僕の場合は、『モミアゲを伸ばしました』というのも一つなんですが(笑)、僕は特別、速い球を持っているわけではなかったので、マウンド上でのオーバーリアクションというのも、アメリカに行ってから大事にするようになりましたね。これは気合です!
 とはいっても、中々、高校野球では出来づらい面もあるかとは思うんですけど、もし今、マウンド以外の場でも自分の思いを伝えるのが苦手な選手がいたら、これは自分で変えないといけない。周りの助けもあると思うんですけど、それでも、誰かに“思いを伝える“というのは、自分が変わらないと何も変わらないですね。

――上原選手といえば、学生時代から、世界の舞台で戦うことを意識されていたという印象があるのですが、その時も今ほど気持ちを出して投げるということは、少しでもイメージをされていたのでしょうか?

上原 いえ、ここまで気持ちを出すことの大切さは、当時は分からなかったですし、実は昨年ほど気持ちを出している年はないですね。年々、負けたくないという気持ちが強くなっていきます。なんといっても、MLBは世界の負けず嫌いの集まりですから。

【次のページ】 今の自分に必要なものを考えられる力をつけよう

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