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第109回 東北楽天ゴールデンイーグルス 聖澤 諒 選手2012年08月25日

【目次】
[1]走塁編:自ら生み出した盗塁の成功理論とは?
[2]守備編:落下地点に素早く入るためのポイント
[3]打撃編:高い打率を残すために必要なもの
[4]野球選手としての成長スピードを高める方法

野球選手としての成長スピードを高める方法

”自分自身が最大のコーチ”

――聖澤選手は高校時代、3年生の最後の夏は初戦敗退。その後、国学院大に進学し、そこから徐々に注目を集めるようになりました。いつからプロ野球入りの目標を意識したのでしょうか?

「聖澤」 高校時代は、野球で食べていけたらいいなとは思っていましたが、まさかプロに行けるとは思っていませんでした。ただ、進学した大学が、それなりにプロ野球選手を輩出している大学だったので、僕も4年間頑張れば、プロの道が開くんじゃないかというところで、夢から目標になった時期ではありましたね。

――聖澤選手が大学に進学されてから急速に成長スピードも高まっていった印象がありますが、大学時代やプロ入りしてからも含め、どのような取り組みをされていたのでしょうか?

「聖澤」 プロに行って、自分の中であれは良いんじゃないか、これはダメなんじゃないかというのを自分と対話をしながら見つけたんですよね。

 良い監督、良いコーチがいながら、結局良い選手というのは、自分で自分を最大のコーチにしながら、自分で自分を伸ばしていっている。良い指導者がいたから上手くなるのではなくて、上手くなりたいという気持ちがあるから発見できる。上手くなりたいということに対して興味を持つことで、色んなことがヒントになっていくと思うんです。発見して、試して、自分で自分を育てることが出来る。僕はそう考えていますね。

――自分を成長させるための材料として、他の選手のプレーも参考にされますか?

「聖澤」 参考にしますね。プロに入ってからそうですけど、その人は何を考えてるのかっていうことを聞いたりしています。でも、それが実績のある選手がやっているから、それが必ず答えであることは無いと思うし、聞いたことは自分のポケットに「そういう考え方もあるんだ」ということでしまっておいて、自分に合うのか・合わないのかというのは、自分で見極めていくのがベストですね。
 伸びてこない選手というのは、良い監督、良いコーチに言われたあと、自分と対話せずに取り入れてしまって、それを崩してしまったというのがあるので。相手からもらったアドバイスというのは、100%取り入れるのではなくて、自分に合う・合わないを見極めてから取り入れることが大切だと思います。

――聖澤選手が参考にされている選手というのは?

「聖澤」 色々ですよ。実績のある選手ばかりを見ているわけではなくて、色々なところでヒントをもらって、甲子園を見ながら「こういうタイミングはいいな。明日試してみようかな」というのを高校野球からヒントをもらう時もあります。

――常に研究心を持たれているのですね。

「聖澤」 色々なところにヒントはありますからね。まず興味を持たなきゃ始まらないので。
 僕は、今の技術に対する自信はないし、今でも上手くなりたい。上手くなるためにはどうすればいいか、そういう気持ちで他の選手を見ながら、常にヒントを探していますよ。

 聖澤選手、ありがとうございました!
 走塁、守備、打撃、そして考え方。どれも参考になるお話しばかりでした。毎日を向上心を持ち、上達するためのアンテナを張って、野球に取り組む聖澤選手。今後の活躍も期待しています!

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プロフィール

聖澤 諒
聖澤 諒
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 背番号:23
  • 生年月日:1985年11月3日
  • 出身地:長野県
  • 身長体重:179cm、72kg
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投左打
  • 経歴:松代高校-國學院大ー東北楽天ゴールデンイーグルス(08〜)
  • プロ入り:2007年 大学生・社会人ドラフト4巡目
  • 表彰:JA全農Go・Go賞:2回 (最多盗塁賞:2011年4・5月、2012年3・4月)
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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