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第109回 東北楽天ゴールデンイーグルス 聖澤 諒 選手2012年08月25日

打撃編:高い打率を残すために必要なもの

”球の軌道を装丁した素振りを実践しよう”

――続いて、バッティングについてお伺いします。聖澤選手が考える打率を残すための方法とは?

「聖澤」 打率を残すためには、まんべんなくライト、センターに打てること。打ち分けが出来る選手が、打率を残すことが出来ると思うんです。
 引っ張ることしかできない、流すことしか出来ない選手は、率を残すことが出来ないので。インコースに来た球は、左バッターならライトへ、真ん中に来たボールはセンターへ、遠い球はライトへ。そうやってボールに対して打ち返すことが出来るバッターは、率を残せるバッターだと思います。

――そういった対応力は身につけるために、どんな練習をされているのでしょうか?

「聖澤」 素振りはみんなやっていると思うんですけど、ピッチャーを想定して、そのピッチャーが投げた球を線で見て、コースを打ち分ける。試合の打席を想定して素振りをしている選手は少ないと思うんですよね。素振りのために素振りをしている訳ではないので、しっかりピッチャーの軌道を想定して、それに合わせた素振りをすることが大切だと思います。

――打席に立った時は、どのようなことを意識しているのでしょうか?ポイントとしていうる点はどのようなことでしょうか?

「聖澤」 色々あるんですけど、結局打席に入ったら一つのことしか考えることが出来ないですし、結局バッターは受け身なわけです。ピッチャーが投げないと、受け身の立場は何も出来ないので、バッターが自分のタイミングで打つのではなくて、いかにピッチャーになった気持ちで、ピッチャーに合わせてタイミングを取って振れるか。
  自分勝手なタイミングで振っても、ピッチャーが投げてからのことなので。いかに相手のタイミングに合わせて振れるかを考えていますね。タイミングが合えば、バットが下から出ても、上から出ても、変な打ち方でもヒットは打てるので。
そのために、ネクストにいる時からでも、ピッチャーが足を上げてからのタイミングをよく見ておくことが大切ですね。

――では、もしもバッティングが不調になってしまった時の対処法とは?

「聖澤」 投げることと、打つことは基本の考え方は同じなので、バッティングのフォームが崩れた時にはキャッチボールの時間を増やして、正しいキャッチボールをします。
 ピッチャーでも、バッティング練習で修正する人もいますし。割と不調になってしまうと、バッティングが悪いから、バッティングをどんどん行なう選手もいるんですけど、なかなか治らず、どんどん悪くなるケースもあるので。
 キャッチボールからバッティングのヒントを掴むというのは意外とあること。打つことも、投げることも体の使い方は同じなので、僕の場合はそうやって感覚を取り戻していきますね。

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プロフィール

聖澤 諒
聖澤 諒
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 背番号:23
  • 生年月日:1985年11月3日
  • 出身地:長野県
  • 身長体重:179cm、72kg
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投左打
  • 経歴:松代高校-國學院大ー東北楽天ゴールデンイーグルス(08〜)
  • プロ入り:2007年 大学生・社会人ドラフト4巡目
  • 表彰:JA全農Go・Go賞:2回 (最多盗塁賞:2011年4・5月、2012年3・4月)
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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