目次

【目次】
[1]高打率を残した5番・強打者の思い出
[2]スイングスピードを高めよう!
[3]明治大での活躍に期待

スイングスピードを高めよう!

体に引き付けて打つ、そこを大事にしていました

――続いて、高山選手のバッティングについてお伺いします。高校時代から高い打率を残されている高山選手ですが、打席ではある程度、狙いを決めて打っているのでしょうか?

「高山」 相手によりますね。コントロールが悪いピッチャーはコースを読んでも仕方ないので、球種を読むんです。でも、コントロールが良いピッチャーは、球種を読むよりもコースを読んだほうがある程度、対応出来ますね。

――あれだけパワーのあるバッティングが出来るための秘訣とは?

「高山」 自分のバッティングは、ウエイト(トレーニング)の力じゃないんですよ。ウエイトで持ち上げられる重さは、チームでも下の方でした。
 僕の場合は、ウエイトの力は関係なく、リストが強いわけでもないんですけど、スイングスピードは誰にも負けない自信はありました。
スイングスピードを生かすバッティングで、強いスイングをするということを心がけています。強いスイングをするには、最短でバットを出さなければいけない。最短で出すためには、体に引きつけて打つ。とにかく、そこを大事にしていましたね。

――スイングスピードを早くするためには、どんな練習をされていたのですか?

「高山」 自分は細長い、ノックバットみたいなものを振っていました。練習の時はそれを多く振っていましたね。バッティング練習やティーバッティングの時には、そういうバットを使って、体のキレを作っていました。

――逆方向への打球も多いですが、かなり引き付けて打っている印象がありますよね。

「高山」 そうですね、バッティング練習でも『強く振ろう』と思ったら近くで打てないじゃないですか。だから強く振ろうと思うよりは、ボールを引き付けて振る方が強く振れる。それを意識することだと思います。
自分はミートポイントが近いって言われますが、引きつけて打っているのはいいことですがアダになることもあるので、練習して対応出来るようにしていかなきゃいけないと思っています。

練習して対応できるようにしたい

――高校2年生の時は、ボール球に手を出してしまうということを1つの課題としてお話しされていた高山選手ですが、それはどうやって克服したのですか?

「高山」 引きつけて、ちょっと後ろの打席に立ったというのもあります。でも、やっぱり変化球は低めにきていたので、ピッチャーに苦手だと思われると、そういうふうに投げられてしまう。
だから、やっぱり変化球はしっかり振るというか、変化球が来たら引きつけて、見逃すところから始めました。そうしたら、変化球のストライクゾーンが分かってくるので、そこから変化球にも手を出すようになってきて、夏までには変化球にも手を出せるようになりました。

――それは、いまの高校生たちも、すぐに習得できるものなのでしょうか。

「高山」 出来ると思いますね。変化球が苦手な人ってストレートに強いと思うんですよ。自分もそうだったんですけど、ストライクばかりに手を出して、変化球が来たら見逃すか、ボール球に手を出してしまっていた。

それでも、夏前で練習試合が多いと思うので、変化球しか振らないと思って打席に入る。もしくは、自分は変化球を見るところから始めました。
もちろん、見ているだけでは打てるようにはならないので、やっぱり振ってみて、タイミングが合っているのか。そうやって、ストライクゾーンを掴んでいくことですね。

このページのトップへ