【目次】
■将来にむけた土台作り
■長打力をつくりあげたトレーニング
■名門・横浜高校で学んだ休養の必要性
■高いパフォーマンスを維持するために


将来にむけた土台作り

"先のことを考えて、レベルアップしていきたい"

――開幕は2軍スタート。今はどのような気持ちで取り組んでいますか?

筒香選手(以下「筒」) 今、結果ばかりを求め過ぎて野球をしても、いつか躓く(つまづく)時が来ると思っています。今は土台を作って、将来に向けてやることが大事じゃないかな、と。今、やっていることが、2年後、3年後に生きてくるように、取り組んでいます。

――キャンプ、OP戦では一軍でしたが、足りないものを感じましたか?

「筒」 全然、力が足りていないなと思いました。いい結果を求めて、上で活躍することを周りの人たちが求めていると思うんですけど、焦って結果だけになってしまっても、『本物』にはならない。すぐ駄目になると思う。そういう意味でも、2年後、3年後のためにやらなければいけないことが僕にはあるなと思っています。

――むしろ、中途半端に結果が出なくて良かったですか?

「筒」 『良かった』というと怒られると思うんですけど、逆にこうなったからこそ、できることがあると思う。自分に足りていないのは『これだけ』というより、全体的にレベルアップしないといけない。結果を出すためだけに必死にやるんじゃなくて、先のことを考えて、レベルアップしていきたい。バッティングで言えば、逆方向に大きい打球を打つことを目標にしていきたいです。 

――昨年のことも振り返ってもらいたいのですが、イースタンでは結果が出ましたよね?

「筒」 去年は下でじっくり育てていただけるという話で、しっかりやれたのが大きかったです。焦って一軍へ行くより、二軍で育てる方針でやっていただいたので、自分のためにはなったと思います。

――去年はどんなことをテーマにしていたんですか?

「筒」 バッティングはインサイドアウトでバットを出して、逆方向に大きいホームランを打つつもりでやってきました。守備・走塁に関しても、今まで以上にレベルアップすることを目指してきました。去年1年は、いろんな意味で勉強になりました。

――シーズン終盤には一軍に上がり、阪神の久保田からホームランを放ちましたね?

「筒」 確かに、ホームランは打てましたけど、あそこがすべてじゃないです。これから先もありますし、たまたまホームランを打つことができましたけど、バッティング自体が自分のものになっていないと思います。あの試合でホームランを打つのがすべてで野球をやってきたわけではないので、一つの打席として捉えています。

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