第61回 帝京高等学校 伊藤拓郎選手2011年02月23日

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1年夏の甲子園で148キロをマーク。
一躍、注目を浴びたルーキー、帝京高校の伊藤 拓郎
あの夏の日から早くも1年半がすぎ、伊藤拓郎に残された甲子園はラスト1回になった。昨夏は東東京大会5回戦国士舘に敗戦、最上級生として、主将として臨んだ昨秋の東京大会では、初戦(2010年10月2日)で、またも国士舘に敗れて二季連続で甲子園から離れている。
世間の目は春の選抜甲子園に向いている中、ラスト1回、夏の甲子園を目指す伊藤拓郎に話しを聞いた。


衝撃デビューの1年夏の甲子園を振り返って

【今はスピードと違う部分を目指している】

――1年夏の甲子園、すごい場面でのデビューでしたね。

「伊藤」(以下「伊」) 初戦の敦賀気比戦の最終回、「1アウトとったらいくぞ」と監督に言われていたんですが、(先発の平原投手が)最初のランナーが出てしまったので、2アウトをとったところで「頑張ってこいよ!」って送り出されました。緊張しすぎて何も考えられなかったです。

――周りは見えましたか?

「伊」 周りをみて緊張しました!投球練習で球があまり決まっていなくて、案の定、マウンドにあがっても2球目まで高めのすっぽ抜け。ベンチをみたら監督が慌てていて、またヤバイなと。その後、ワンバウンドを投げるつもりで、前で離す意識で投げたら、結構球がよくて決まって、そこでやっと冷静さが戻ってきました。

――その球のスピードガンはみましたか?

「伊」  決まったのをみて真上のスコアボードをみたら146。

――スタンドがどよめいたでしょう。

「伊」 その球ではそんなでもなかったんですが、次の4球目が147で、そのときのスタンドの声は自分でも聞こえました。

――自己最速ですよね。

「伊」 そうですね。自分でも、なんであんなに投げられたのかわかんないですね。

――次の九州国際大付戦で148キロ出しましたね。

「伊」 ほんと、なんであんなに出たのか…。

――その後、2年夏の予選前に144、2年夏の予選で142で、2年秋は……

「伊」 全然ダメでした。球速的には1年夏が一番よかったんですね。でも、スピードももちろん大事ですが、今はスピードではなく違う部分を目指しているんです。

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