芸能界へ入るキッカケ

気さくにインタビューに答える上地さん

――その時、芸能界に入ろうと思ったのですか?

「上地」 いや。その時は考えていませんでした。その後、スカウトされました。俳優さんには失礼だけど最初はバイト感覚。幼稚園から野球を始めて野球しか知らないので俺なんかできるわけ無いと思ってました。たまたま4月からのドラマのオーディションに受かって1ヶ月前から撮影だから、大学に入っても野球できない。だったらやるしかない!みたいな。凄くいい加減な入りです。

――野球をやっていて活きていることはありますか?

「上地」  最初は分からない事が多くて、野球の練習方法は分かるけど、役者は何をすればいいって言う答えが無いから難しかったですね。何が役に立って何がたたないのとか。だから気持ちの持ちようを学びました。チョットした事を大事にするとか。野球って凄いじゃないですか。社会に出て絶対役に立つと信じています。

 普段から何にでも野球に置き換えて考えています。俳優業はいろんな人と合います。仕事で連ドラといっても3、4ヶ月なので、その後はどのくらい仕事が来るか分からない。水物の仕事なので、その瞬間、瞬間を野球に置き換えて考えていますね。

 状況判断を良く、いい球を投げようとしています。いい球投げないとキャッチボールじゃないけどいい球が帰ってきません。どんな仕事でも野球に置き換えてやってます。それはお芝居でもバラエティーでも瞬発力、状況判断が求められるので非常に役に立っていますね。例えばランナーが盗塁した時、スタートが良かったから瞬時に判断して打つの止めようとか。そんな感じです(笑)

 結局、俳優業は形の無い物を作り上げなくてはいけないから何にも無いところに「さ〜こい!」という状態だから自分の中でいつでもスタート切れる状態にしておかないと考えちゃうと固まってしまう。一球想像しない球が来ると動揺して後手、後手にまわる。そういうのが怖いから常に余裕を持って「俺って平気でっせ〜!」みたいな感じで構えています。

 野球頭って世間で通用するじゃないですか。野球やっていると上下関係もしっかりあるし、どんなにいい加減な奴でもわきまえなければならない所って空気で分かるじゃないですか。すごい強みだと思いますよ。


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