第57回 東北福祉大学 伊藤直輝、吉田雅俊選手2010年08月19日

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第92回甲子園大会記念企画!!~甲子園を沸かせたヒーロー達~
第57回の独占インタビューは、東北福祉大学 伊藤直輝、吉田雅俊選手です。
 1年前の夏。新潟県を制し、甲子園に乗り込むまでは、49地区代表の1校にすぎなかった日本文理。それが、日を追うごとに、「え?新潟が?」と高校野球史を揺るがす快進撃を続けた。
 甲子園の決勝に進んだだけでも快挙とされたチームが、その決勝戦でまた、ドラマチックな試合を創り出した。
中京大中京との決勝戦。6点を追う9回表に1点差まで詰め寄る、驚異的な粘りを見せたが、勝利まではあと2点足りなかった。それでも、たくさんの人々の心を震わせた1戦だったはずだ。
昨年の日本文理のエース・伊藤直輝と4番・吉田雅俊。1日違いで生まれた2人は今、生まれ育った新潟を離れ、東北屈指の強豪・東北福祉大学で腕を磨いている。
日本の、新潟の高校野球史を変えたチームのエースと4番に、1年前の夏を聞いた。


1年前の夏、振り返ってみてどうですか?

吉田雅俊選手(以下「吉田」)「自分は、もう1年経つんだなぁって。まだ1年は経過していないけど、もう1年経つんだなぁって感じ。結構、早いなって思います。記憶が新しいっていうか」

伊藤直輝選手(以下「伊藤」)「同じ感じです。実際、早いな。もう1年経つんだぞ、あれから。もう夏大前じゃないですか(取材は7月上旬)。そう考えるとそういう季節だなって。懐かしいっていうより、この前って感じ」

吉田「そう、そう、そう」
伊藤「たぶん、2年、3年、4年ってなると遠ざかっていくかもしれないですけど、でも、この時期になると思い出しますね。絶対」
吉田「ね。この時期はね、雰囲気的に」
伊藤「大会始まる前とかしっかり覚えているし。チーム的には」

伊藤吉田「最高」

伊藤「今までで一番いい感じだったね」
吉田「バッティングにしろ、伊藤にしろ、上がっていて」
伊藤「なんかね、勝てる雰囲気っていうか。負ける雰囲気はなかったよね」

―勝てるというのは、新潟県で?

吉田「まず、そうですね。県大会優勝は焦っていなかったっていうか、安心してね」
伊藤「不安要素はなかったです」

―自分たちの野球をやれば勝てるだろう、という自信があった?

2人「そうです」

―チームとして、目標はどこに置いていたのですか?

吉田「最終的な目標は全国制覇」
伊藤「センバツで負けていたので、とりあえず、1勝を目指して」
吉田「文理はね、夏、1回も甲子園で勝ったことがなくて」
伊藤「そういうのもあって、まず、初戦突破っていうのがありました」

―全国制覇を最高目標に、まずは1勝。

吉田「意識し始めたのはね」
伊藤吉田「勝っていくうちに」
伊藤「一番意識したの、あれですね、準決勝で勝った時じゃないですか(笑)」
吉田「実際、そのくらいだよね」
伊藤「実際、そんな感じじゃないですか」
吉田「あと1回だ、って」
伊藤「目の前の相手を倒すってことだけを考えていました。県大会からそんな感じだったので。県大会優勝よりも、まず、目の前の相手を倒すっていうことをチーム内で言っていました。甲子園に行っても、とりあえず、1つ1つって感じでした」
吉田「県大会はうぬぼれとかじゃなくて、本当にもう、自信があったっていうかね」

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プロフィール

伊藤直輝_吉田雅俊選手
伊藤 直輝 / 吉田 雅俊選手 
  • 生年月日:1991年4月生まれ
  • 日本文理-東北福祉大学
  • 2009年の夏。新潟県を制し、甲子園では快進撃を続け決勝に進出する。
    決勝戦でまた、ドラマチックな試合をする。中京大中京との決勝戦で6点を追う9回表に1点差まで詰め寄る、驚異的な粘りを見せたが、勝利まではあと2点足りなかった。それでも、たくさんの人々の心を震わせた1戦をしたのは記憶に新しい。
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