目次

[1]「大きいやつには負けるな」が励み
[2]侍のキャプテンで成長
[3]不振でもぶれない選手へ/来年のドラフト指名目指し


 2019年に侍ジャパンU-18代表の主将として、ロッテ・佐々木 朗希投手(大船渡高出身)、ヤクルト・奥川 恭伸投手(星稜出身)らと日の丸を背負って戦った坂下 翔馬内野手(3年)。智辯学園(奈良)では甲子園に2度出場し、近畿大でも1年生から主力として活躍している。身長165センチと小柄ながら各カテゴリーで輝かしい実績を残している坂下に話を聞いた。

「大きいやつには負けるな」が励み


 小、中学生時代にはそれぞれ全国制覇を経験した。中学1年生の時にはカル・リプケン12歳以下世界少年野球大会の日本代表にも選ばれた実績を持つ。早くから全国にその名を轟かせていた坂下は、「地元のレベルの高い高校で甲子園に行きたい」と2016年春に全国制覇した影響もあり、地元・奈良の名門である智辯学園に進むことを決めた。

 智辯学園でも1年生からレギュラーとして活躍。「体が小さくても大きいやつには負けるな」と小坂将商監督から声をかけてもらったことが励みになっていたという。

「絶対に大きいやつに負けたくないという気持ちで常に練習していたので、監督さんにかけてもらった言葉の中で一番嬉しかったし、僕も自信を持って野球に取り組むことができました。小さいからといって長打を打てないと思われるのが僕は嫌だったので、大きいやつに負けないためにトレーニングをいっぱいしたりとか、バットを振る本数を増やしたりとか、守備の球を受ける数を増やしたりとか、自分の体をどう使えば大きく飛ばせるであったりとか、そういうことを色々考えて練習していました」

 こうした努力が実って、世代有数の内野手に成長した。最後の夏は甲子園に出場して、初戦で八戸学院光星(青森)に8対10で敗れたが、「凄く充実していた高校野球生活でした」と悔いなくやり切ることができた。

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