目次

[1]成績が残せなかった要因
[2]同級生の蛭間から学んだ練習に取り組む意識


 今年の大学生はスタープレイヤーが多い。その1人が立教大・山田 健太内野手(4年=大阪桐蔭)ではないだろうか。ここまで東京六大学通算62安打、通算7本塁打をマークし、現役選手でもトップレベルの数字を残している。さらに中止になったものの、3月5日、6日に開催予定だった台湾代表との強化試合の代表選手に選ばれていた。評価が高い1年春から沸かせてきた山田も今年は最終学年となり、目標であるプロ野球選手になるために勝負の1年だ。主将・山田となって、どんな心境の変化があったのかにも迫っていきたい。

成績が残せなかった要因


 昨秋のリーグ戦は10試合で37打数10安打、1本塁打5打点、打率.270。この数字について、山田は全く満足していない。

「どこをとっても全然満足いく結果が残せなかったので、とても悔しい気持ちです」

 最初のカードとなった早稲田大戦では本塁打を打つなど、上々の出だしだったが、その後、不振にあえぐ。その要因について振り返る。

「最初の早稲田戦は良かったのですが、そこから自分のスイングができない状態になってしまったので、なんとか持ち堪えたかったのですが、そこから調子を上げることが難しかったので、そのまま終わってしまったという感じです」

 東京六大学通算62安打、通算7本塁打をマークしているが、1シーズン通して打率4割を超えたシーズンが1シーズンもなく、「高くもなく低くもない」数字で終わっている。それでも生粋の大型二塁手として高く評価はされているものの、このままではいけないという危機感は募らせている。

「自分の100%のスイングというのが東大戦以降はできなくて、全部合わせにいってしまうようなバッティングでした。後悔ではないですけど、できなかった思いが強かったです。

 僕は1年生の時から出させてもらって、良いことも悪いこともたくさん経験しましたが、打てない時はどうしても、上半身に頼ってしまっていた。下半身が上手く使えなかったという点が、この6シーズン戦ってみて感じたことでした。最後のシーズンですけど、この3年間を生かして、戦っていきたいと考えています」

 上半身と下半身が連動した打撃フォームを作り上げるために、下半身強化を重点にトレーニングをしてきた。

「この冬もバッティングだけではなくて、守備も下半身を使って、動きたいと思ったので、下半身強化を重点的にこの冬は取り組んできました」

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