目次

[1]大阪桐蔭時代と変わりない姿勢でチームを引っ張る
[2]副主将、学生スタッフも中川の考えを浸透させ結束を深める

 2018年に甲子園春夏連覇を果たした大阪桐蔭ナイン。選手はそれぞれプロや大学、社会人に進んだが、大学に進んだ選手にとっては2022年の今年に大学ラストイヤーを迎える。その中で注目度が高いのは中川 卓也内野手ではないだろうか。大阪桐蔭時代は主将として連覇に貢献。そして早稲田大に進学して、今年から主将を務める。今回はドラフトイヤーで、プロ入りを目指す中川に迫る。



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大阪桐蔭時代と変わりない姿勢でチームを引っ張る


 取材日は朝9時から練習を開始したが、アップの姿を見ると既視感を覚えた。

 選手たちが足を揃えてグラウンドをランニング。そして先頭を走る中川が声を出して、選手たちが続く。この光景が大阪桐蔭時代そのものだった。大阪桐蔭であっても、早稲田大であっても強くチームを引っ張る。その姿は変わりない。

 入学した時から主将もしくは副主将に就任するつもりだった。
 「一緒に推薦で入った蛭間 拓哉浦和学院出身)と、どちらかがキャプテン、副キャプテンになるだろうと思って、ずっとチームのことについて話してきた仲でした」

 ともにドラフト候補として注目される蛭間 拓哉浦和学院出身)とともに高め合ってきた。昨秋のリーグ戦終了後、小宮山悟監督から指名を受け、主将に任命した。全選手の手本となるよう、丁寧にキャッチボールとトスバッティングを行い、1つ1つの動きは実戦を意識したものとなっている。また中川だけではなく、どの選手も実戦を想定して行っていることが分かる。新チームがスタートしてからアップとキャッチボールを大事にしてきた。

 「自分がチームを作る上でこだわっているのは、アップとキャッチボールにこだわってて、アップのダッシュで手抜いてたら、やり直しをさせたり、キャッチボールも細かいところまで気を配ってやってないとやり直しをさせたり、そういったところで当たり前のレベルを上げていくというか、そういうチームが最終的に強いチームになってくるので、技術面は置いといて、当たり前のことを当たり前にできるチームというのをこの冬で目覚めてやっています」

 自分が先頭となって、模範となって強く選手たちを引っ張る。大阪桐蔭時代から全く変わりない姿勢だ。もちろん大阪桐蔭と違って、部員は100人以上の大所帯。その中川の思いに応えようと副主将の蛭間がサポートしてきた。

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