目次

[1]回転寿司では30皿 パワーの源は圧倒的な食欲
[2]過去のU-15代表にも引けを取らない

過去のU-15代表にも引けを取らない



ラマル・ギービン・ラタナヤケ(愛知港ボーイズ)

 打撃だけではなく、投手として高い能力を発揮する点も見逃せない。

 最速は135キロを記録し、カーブ、スライダー、チェンジアップと変化球も多彩。力任せではなく、しなやかなフォームで投げている点も魅力で、「チャンスがあれば高校でもマウンドに立ちたい」と意欲を見せる。

 「投手は小学校5年生から始めました。球威でねじ伏せる投球が持ち味で、変化球が抜けてしまうことが課題ですが、スライダーに一番自信を持っています」

 ここまで指導してきた堀田将司監督は、2017年、2018年とU-15日本代表のコーチを務めた経験豊富な指導者。西武ライオンズの山村 崇嘉内野手や、池田 陵真外野手(オリックス5位)など、中学トップレベルのプレーヤーを見てきたが、「彼らにも引けを取らない能力」と太鼓判を押す。

「今年はコロナ禍でU-15代表は中止になりましたが、代表に選ばれるだけの素質は十分に持っていると思います。色んな選手を見てきましたが、実力でも引けは取りませんし、何より彼は努力できる子です。楽しみでしかないので、次のステージでも頑張ってもらいたいなと思っています」

 現在は高校野球に向けてトレーニング中。まず「高校で怪我をしない体作り」を最優先に考えていると話す。憧れの存在にはMLBパドレスのフェルナンド・タティスJr.を挙げ、高校でも長打を武器に活躍したいと意気込む。

「高校では長打はもちろん、打率ももっと高めて試合で活躍できる選手になりたいです。できれば1年生から試合に出続けて、打率4割、ホームラン70本、そして甲子園でも活躍したいと思います」

 スリランカ人スラッガーの夢は、まだまだ始まったばかりだ。

(記事:栗崎 祐太朗)


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