北海道日本ハム一軍内野守備走塁コーチの飯山裕志氏の息子として活躍を魅せる飯山 志夢。父譲りの身体能力の高さを武器に塁間4.00秒以内に駆け抜ける快速、チームトップクラスの強肩を売りとする外野手だ。さらに高校通算10本以上を放つ長打力もある。卒業後は立正大に進学する飯山を追った。

上には上がいると思い知らされた篠木健太郎


 幼稚園の時からプロ野球選手である父に憧れて野球を始め、ポジションは父と同じ、もちろんショート。守備職人として活躍した父のグラブ裁きや動きを参考にしながらプレーをしていた。また身体能力も高く、荒川尾久ボーイズでは中心選手として活躍した。

 そして、中央学院に進むきっかけとして、「秋季大会で逆転勝ちをして勝ち上がる姿をみて、中央学院に進むことを決めました」

 ベンチ入りしたのは1年秋から。ただショートではなく、外野手へ転向となった。同じ遊撃手でポジションを争っていた松山 大悟のレベルの高い守備に目が奪われた。
 「周りとの実力差は本当に有りまして、なかなか結果が出ない時期もあり、つらいこともありましたが、とにかく守備、打撃の練習を重ねていきました」

 そして結果がついに出たのは2年秋。西武台千葉戦で本塁打を放ち、秋の県大会はベスト8進出。
 「なかなか結果が出なかったので、秋で結果で出たのは嬉しかったです」と笑顔を見せる。

 そして準々決勝では篠木 健太郎擁する木更津総合に1安打完封負け。
 「上には上がいると思い知らされましたし、さらに打撃を強化していかないと思いました」

 冬場では下半身を使ってスイングすることにこだわり、打撃の強化を図った。2020年のシーズンへ向けて準備をしていたが、夏の甲子園も中止になった。落ち込む飯山に父の裕志氏からエールをもらっていた。
 「中止になってからといって甲子園がゴールではない。甲子園が終了ではなく、通過点。まだまだ野球は続けられるし、今は受け求められないと思うけど、受け止めざるを得ない時期がくるという話をいただき、実際に大学でも野球を続けたいと思ったので、そうだなと思いました」

 再び立ち上がって、練習を再開。夏の独自大会では「やるからには一番を目指してやっているので、千葉県で一番を目指していきたいと思います」
 頂点を目指して取り組んでいた。夏の独自大会では、ベスト16敗退となったが、15打数6安打の活躍を魅せた。

 卒業後は立正大へ進学する。抜群の身体能力を武器にリーグ戦の舞台に立つことができるか注目だ。

(記事=河嶋 宗一