第1274回 小、中学校時代のライバルは高校通算40本塁打以上のスラッガー。遅咲きのスラッガー・冨田隼吾(花咲徳栄)の決意2020年11月16日

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【目次】
[1]小学校、中学校とライバルに恵まれる
[2]昌平の吉野は意識する存在


 今年の花咲徳栄は全国トップクラスの投手力があるとして評判だ。打線でチームを牽引するのが4番・冨田 隼吾だ。179センチ81キロと恵まれた体格は、今年の花咲徳栄の選手の中でも大きく存在感がある。ソフトバンク1位指名を受けた井上 朋也を師として仰ぐ冨田の決意を伺った。

小学校、中学校とライバルに恵まれる



花咲徳栄のスラッガー・冨田隼吾 *県大会細田学園戦より

 恵まれた体格を活かし、打撃練習では次々と本塁打性の打球を飛ばす冨田。振り幅が大きく、フォロースルーが大きい豪快な打撃フォーム、その打球の鋭さはスラッガーにふさわしいものがある。冨田は千葉県市川市出身。市川市の少年野球チームでプレーしていたが、浦安市に凄いヤツがいた。それが現在、昌平で活躍するドラフト候補・吉野 創士だった。「当時から凄い選手でした」と振り返る冨田。

 中学校では佐倉シニアに所属。最終学年では4番を打ち、10本近く打ち、5番を打っていた有薗 直輝(千葉学芸)より上回った。

 佐倉シニアの指導者の勧めもあり、花咲徳栄の進学を決めた。名門・佐倉シニアの4番を打っていただけに多少の自信はあったが、入学するとその自信はもろくも崩れ去った。

 最上級生には韮沢 雄也(広島)など強打の先輩が多数存在し、2年生には井上がいた。あまりの凄さに圧倒された。出場機会は恵まれず、2年夏はベンチ入りができなかった。

 アピールに成功し、2年秋にベンチ入りに成功。4番打者として牽引し、県大会では10打数4安打2打点と活躍を見せたが、4番打者の仕事をした感じはない。県大会が終わってからは自身の課題に向き合ってきた。練習中は師と仰ぐ井上から打撃面のアドバイスをもらった。
「下半身の使い方やタイミングのとり方などをいろいろ教えてもらいました」と感謝する。
その井上がドラフト1位指名を受けたことについては、「本当に嬉しかったですし、自分も頑張ろうと思いました」と勇気をもらったという。

【次のページ】 昌平の吉野は意識する存在

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