第1229回 元プロお墨付きの190センチサウスポー 針金侑良(東練馬シニア)の成長と今後の課題とは?2020年08月20日

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【目次】
[1]東練馬シニアへの入団後から投手に挑戦
[2]徳元監督は「まだまだ課題ばかり」

徳元監督は「まだまだ課題ばかり」



針金侑良(東練馬シニア)

 針金投手が球速に手応えを掴み始めたのは、2年生の春からだ。
 一冬越えて体に力もついていき、また理にかなった投球フォームにもなったことで、球速が一気の伸び、また制球力も向上した。

 針金投手は急成長の要因について、千葉ロッテマリーンズなどで投手としてプレーした田中充コーチからの指導があったと語る。

 「ピッチングコーチの田中さんに教えていただき、今までの自分の中で意識していたこと一旦すべて消すくらいの気持ちで取り組みました。
 特に指導していただいたのは、下半身主導で投げることです。元々、上半身だけで投げてしまう癖があったので、下半身主導で投げるということを意識しました」

 2年秋には上級生が抜けて登板する機会も増えてきたが、実践でも少しずつ試合を作れるようになってくる。球速は137キロを記録し、粗削りながら高いポテンシャルを持った投手として名前が広まるようになった。

 そんな針金選手について、徳元監督は「まだまだ課題ばかりです」と辛口の評価を口にするが、それでも潜在能力の高さは認めている。体格は規格外であるだけに、上のステージで才能を開花させて欲しいと期待を寄せる。

 「制球も良くなりましたが、それでもまだまだです。フィールディングも課題が多いので、もっと鍛えていきたいと思います。
 持っているものはすごいので、上でも頑張って欲しいですね」

 もちろん、針金選手自身も課題は山積みであることは自覚している。
 制球力はシャドーピッチング、フィールディングではゴロ捕りを多く行うことで課題を克服していきたいと意気込みを語る。

 「一番の理想は、球速が出てキレのあるストレート投げることですが、コントロールやフィールディングもできないといけません。
 ゴロ捕りの反復練習やシャドーピッチングを繰り返して、レベルアップしていきたいと思います」

 目標としている存在にはロサンゼルス・エンゼルスの大谷 翔平選手を挙げ、投打でスケールの大きい選手になりたいと話す針金選手。伸びしろしかない長身サウスポーが、これからどんな成長を見せるか注目だ。

(記事=栗崎 祐太朗)



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