第1219回 山田哲人の打撃フォームを模倣して本塁打量産。三重県屈指の大型捕手・田所宗大(いなべ総合)の決意【後編】2020年07月23日

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【目次】
[1]打撃フォームの研究を怠らず、才能開花
[2]どんな相手が来ても独自大会優勝を目指す

前編はこちらから!
控え選手中心の中学時代からプロ注目の大型捕手へ。田所宗大(いなべ総合)の着実な成長ステップ【前編】

打撃フォームの研究を怠らず、才能開花



田所 宗大

 高校1年生までは捕手に専念するために下位打線を打っていたが、尾崎監督が中学時代から田所の潜在能力を高く評価しているようにポテンシャルはあった。ただそれを活かす技術がまだ備わっていなかった。そこで参考にしたのが、山田 哲人履正社-東京ヤクルト)だった。
坂本 勇人さんの映像なども見ていたんですけど、タイミングのとり方、スイング軌道など感覚的なところが自分と共通したところがあって、参考にしながら素振りをしていきました」

 すると次々と打球が飛んでいく。高校2年春には5番を打つまでに成長し、本塁打も、高校1年まで2本塁打だったが、2年春から秋まで20本以上を放ち、高校通算30本塁打に達した。尾崎監督が目をかけていた打撃の才能が開花しはじめていたのだ。そして捕手としてもチームメイトからの評価も高く、エースの伊東は
「やはり安心感があります。どんな球でも捕球してくれますし、出たとしても、盗塁されたとしても刺してくれるので、安心して投げられます」と全幅の信頼を置く。そして主将としてもチームをまとめ、チームの大黒柱として成長をしていた。

 ただ田所自身、課題として考えたいたのが本塁打を伸ばし続けていた打撃だった。本人曰く、調子自体は良くなく、思い通りの結果は残せなかった。そこで冬の練習ではロングティーを多めにしてタイミングのとり方を変えたり、打撃フォームの修正を行った。
「自分は打つ時に前かがみになる癖がありました。そのため軸足にしっかりと体重を乗せて、打つことを心がけました」

 また映像を見直して、自分がなぜそのコースが打てないのか。そのコースが打てないのはスイング軌道、身体の使い方、タイミングのとり方に問題がないのかを1つずつチェックし、あるときは動画を撮ってもらいながら、修正を測っていった。このような地道な修正作業により、少しずつ感覚を掴んでいった。

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