目次

[1]エースとしてマウンドに上がり学んだこと
[2]全部勝つつもりでベストピッチを見せる!

 4番の石川 慧亮をはじめタレントが揃う昨秋の栃木県王者・青藍泰斗。関東大会では西武台に敗れたが、今夏の独自大会では注目される実力校だ。その青藍泰斗で2年生からエースを背負い、チームを牽引してきたのが佐々木 康投手だ。

 最速142キロを計測する直球を武器にスライダーやカットボール。さらにカーブやチェンジアップと多彩な変化球を使って打者を翻弄。タレント集団の青藍泰斗でエースとして活躍する佐々木だが、背番号1を付けるまでにはどのような道のりがあったのか。後編の今回は昨年の大会から学んだことや、これから始まろうとしている県独自の大会への思いを伺った。

前回はこちらから!
石川翔に続くプロ野球選手に!最速142キロ右腕・佐々木康が積み重ねてきた土台とプロ入りへの想い

エースとしてマウンドに上がり学んだこと


 1年間トレーニングを重ね、球速は142キロまでアップ。「冬場のトレーニングが上手くいって球速は一気に伸びました」と、積み重ねてきたものが確実に佐々木を成長させてきた。そして2年生の夏にはエースナンバーを背負って大会に出場。準決勝の文星芸大附戦を除き、全試合で先発登板。特に、準々決勝の宇都宮工戦では延長14回までもつれる試合を佐々木1人で投げ抜いた。

 「最終回に気が緩んでしまい同点を許してしまいました。自分の中では『甘かったな』と反省しています。ですが、最後まで点差が開いていても負けないつもりで投げる大切さ。気がゆるんだらすぐに追いつかれることを強く感じることはできました」

 準決勝の文星芸大附戦では7回からリリーフで登板するも2点を失い、チームはベスト4止まり。あと少しで甲子園を逃した悔しさをバネに秋の大会に臨み、決勝では再び文星芸大附と対決。1点を争う展開だったが、石川の犠牲フライでサヨナラ勝ち。見事優勝をして関東大会に駒を進めた。

 その関東大会では西武台戦に2番手で登板するも、3.1回で5失点と結果を残せずチームも敗れ去った。一冬超えてさらなるレベルアップをして春を待っていた佐々木だったが、新型コロナウイルスの影響で活動は自粛。春の大会、さらには夏の甲子園と地方予選まで中止になる事態となる。

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