目次

[1]スラッガーとしての最大のポイントは安定した軸にあり
[2]打てる捕手を目指し、キャッチャーの道を貫く

 早 真之介とともに今年のドラフト候補として注目を集めている釣 寿生。高校通算25本塁打のパワフルな打撃と二塁送球1.85秒の強肩を武器にしている。

 2年春にレギュラーを掴む前から小牧憲継監督が2020年のドラフト候補に推薦していた逸材がついにその才能を開花させようとしている。 後編では夏の甲子園中止となってからの釣選手の過ごし方、そして将来の話に迫っていきます。

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高校通算25本塁打の強肩強打の捕手・釣寿生(京都国際)。キャッチャーとして大成するヒントになったステップ【前編】

スラッガーとしての最大のポイントは安定した軸にあり



インタビューに答える釣寿生選手

 その最大のチャンスになるはずだった夏の甲子園は残念ながら中止になった。「正直、ショックでした」と当時を振り返るが、「やるからには全員で勝ちに行く気持ちで練習に取り組みたいと思います」と今は代替大会に向けて気持ちを切り替えている。

 そして、その先に見据えるのはプロの世界だ。小学6年生から本気でプロを目指すようになり、「今はプロ野球選手になることだけを考えています」とその目標は一切ブレていない。

 スローイングももちろんだが、プロにアピールする材料になるのが長打力だろう。レギュラーになるのが遅れた分、高校通算本塁打は早より2本少ない25本だが、天性のパワーはアーチストとしての可能性を感じさせる。

 182センチ87キロの恵まれた体格を活かすために意識していることは頭の位置を変えないことだと話す。

 「構えた時から打ちに行くまでに頭の位置を変えないことを意識しています。今はトップの位置を動かさずに体があまり横移動しないように軸を意識してバッティングするようにしています」

 取材日は室内練習場で打撃練習をしていたが、無駄な動きが少なくなっている印象を受けた。試合でも練習で行っている形を崩すことがなければ、高打率を残すことができそうだ。

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