第1136回 秋季千葉大会3完封でブレイクの竹内将悟(拓大紅陵) 関東での悔しさ糧に「野手を助けられる投手に」2020年03月09日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]高校から本格的に投手を始める
[2]秋季関東大会で出た課題

 昨秋、秋季千葉県大会で準優勝を果たし、関東大会へ進出した拓大紅陵。その原動力となったのがエースの竹内 将悟だ。
 スピンの利いた直球に加え、スライダーやチェンジアップなど多彩な変化球も武器としており、秋季千葉県大会では3完封を記録。今年の千葉県を代表する投手の一人となった。

 そんな竹内は、これまでどんな道を歩んできたのか。中学時代や高校入学後の成長の過程、そして夏に向けた意気込みについても伺った。

高校から本格的に投手を始める



竹内将悟(拓大紅陵)

 神奈川県愛川町出身の竹内。中学時代は海老名南シニアに所属し、主に遊撃手として試合に出場していた。
 当時から投手も務めていたが、どちらかと言えば野手としての出場が多く、本格的に投手をやり始めたのは高校野球からだ。

 「海老名南シニアの一学年上の先輩には、井上 広輝さん(日大三-西武ライオンズ)がいらっしゃいました。井上さんは中学時代からすごいボールを投げていて、学年も上だったので遠い存在でしたね」

 拓大紅陵に進学後、正式に投手への転向が決まった竹内は、そこから急成長を遂げていく。
 昨年夏に、投手コーチから監督に就任した和田孝志監督は、入学当初の竹内について次のように語る。

 「元々野手だったせいか、やっぱり上体だけで投げるピッチャーでしたね。入った当初はノックにも入っていましたが、上体が強くて下半身はほとんど突っ張って投げるような感じでした。
 ただ上半身が強さ分、ボールに勢いはあったので下半身が使えるようになれば良いなっていくなと思っていました」



秋季関東地区大会での竹内将悟(拓大紅陵)

 竹内の課題は明白であった。上半身主導で下半身が使えないこと。
 竹内は入学直後からすぐにフォームの修正に着手して、ピッチングではもちろんのこと、寮でのシャドーピッチングも欠かさずに行い、股関節の動きを意識したフォーム作りを進めた。

 するとすぐに効果は見え始める。
 入学して一番最初に計測した際のスピードは126キロだったが、夏の大会の前には135キロまで一気にスピードアップ。下半身が使えるようになってきたことで、体重が前に乗るようになったのだ。

 急成長が認められ、1年夏からベンチ入りを果たした竹内は、準々決勝の東海大市原望洋戦で初登板を果たす。点差をつけられた終盤に、打者一人だけの登板だったが、竹内にとって大きな経験であった。

【次のページ】 秋季関東大会で出た課題

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

竹内将悟(拓大紅陵)
竹内将悟(たけうち・しょうご)
  • 海老名南シニア-拓大紅陵
  • ポジション:投手
  • 身長・体重:173センチ・69キロ
  •    
【関連記事】
第1270回 木製バットでも長打は健在!高校通算50本塁打のスラッガー・井上朋也(花咲徳栄)が目指すは「3割、30本塁打のスラッガー」 【2020年インタビュー】
第151回 生駒ボーイズ時代の恩師が語る井上朋也(花咲徳栄)「打撃に関してはすごくストイック」【高校野球コラム】
第1017回 全国クラスの実力を持った浦和学院、花咲徳栄を筆頭に今年は激戦!各ブロックを徹底分析!【大会展望・総括コラム】
第1017回 浦和学院と埼玉栄が同ブロック!また夏の再戦も!県大会出場40チームをかけた埼玉県地区予選の見所を徹底紹介!【大会展望・総括コラム】
第1016回 戦国千葉2020を制するのは?激戦が予想される準々決勝の見所を徹底紹介【大会展望・総括コラム】
第1230回 強打の花咲徳栄を支える技巧派エース・高森陽生。レベルアップの鍵となったのは指先と体重移動だった 【2020年インタビュー】
第1016回 戦国千葉2020がスタート。8ブロック別で注目カード、注目の逸材を徹底紹介!【大会展望・総括コラム】
第1064回 韮澤雄也(花咲徳栄)が初の国際舞台でも活躍できたのは、徹底的な自己管理にあった【後編】 【2019年インタビュー】
第1062回 韮澤雄也(花咲徳栄) 仲間に支えられ、ともに駆け抜けた最後の夏【前編】 【2019年インタビュー】
第1039回 目的意識を持った打撃練習が生んだマルチヒット 安打製造機・韮澤雄也(花咲徳栄)が意識すること 【2019年インタビュー】
竹内 将悟(拓大紅陵) 【選手名鑑】
拓大紅陵 【高校別データ】
東海大市原望洋 【高校別データ】
花咲徳栄 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー