第1132回 センスと知性は五つ星のエリート球児 星子天真(熊本泗水ボーイズ)の歩みに迫る2020年03月05日

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【目次】
[1]技術よりも目を引く人間力の高さ
[2]日本代表で得た2つの経験

日本代表で得た2つの経験



ティー打撃を行う星子天真(熊本泗水ボーイズ)

 そんな星子には、日本代表で得た2つの経験がある。

 一つ目は、U-12日本代表で仁志敏久監督から掛けられた言葉だ。
 仁志監督からは、技術面よりも野球に向き合う姿勢の部分で多く指導してもらったと振り返るが、中でも大会を終えてチームが解散する際に、仁志監督が最後のメッセージが特に印象に残っていると星子は話す。

 「解散の時に、仁志監督は選手を集めて『これから褒められることや、批判の声もあると思う。そのことを半分ずつ受け取って頑張りなさい』と言われました。その言葉を今でも大事にしています」

 そして2つ目は、ボーイズ日本代表で感じた自らの未熟さだ。
 昨年の7月31日から11日間、イタリア・ローマで開催された第38回世界少年野球大会に、日本代表として参加した星子は、異国での体調管理の難しさや他の代表選手たちの意識の高さに驚きを感じた。
 心身ともに更なるレベルアップの必要性を痛感し、現在はより高い意識を持って練習に取り組んでいると話す。



チームメイトと共にノックに入る星子天真(熊本泗水ボーイズ)

 「みんな意識が高くて、夜の自主練など自分で考えてしっかりやっていました。
 特に大津瀬田ボーイズの山田陽翔は、普段は面白いのですが野球になるとスイッチが入るので、そのメリハリが凄かったです。
 上には上がいるなと感じましたし、高校に上がるにつれてどんどんレベルも高くなっていくので、もっともっと頑張らないといけないなと感じました」

 日本代表での経験を糧にして、向上心を持って練習を続ける星子。
 中学を卒業後は関西地区の強豪校に進学予定で、目標は全国制覇を掲げる。

 「高校でもキャプテンになりたいと思っています。チームを引っ張っていく存在になって、負けてる時でも自分一人でチームを鼓舞できるように、そんな選手になりたいです」

 5つ星のセンスと知性を持つエリート球児が、高校野球でさらに光輝くことに期待だ。

(取材=栗崎 祐太朗)

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プロフィール

星子天真(熊本泗水ボーイズ)
星子 天真(ほしこ・てんま)
  • 弓削キング-ソフトバンクホークスジュニア-熊本泗水ボーイズ
  • ポジション:内野手
  •    
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