第1132回 センスと知性は五つ星のエリート球児 星子天真(熊本泗水ボーイズ)の歩みに迫る2020年03月05日

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【目次】
[1]技術よりも目を引く人間力の高さ
[2]日本代表で得た2つの経験


 U-12日本代表、カルリプケン世界大会日本代表、世界少年野球大会代表(ボーイズ日本代表)と、これまで3度の日本代表を経験した逸材が、この春から高校野球への舞台へ踏み出していく。

 熊本泗水ボーイズの星子天真だ。
 走攻守の3拍子が揃ったプレースタイルもさることながら、日本代表で主将を務めるほどのリーダーシップも持ち合わせており、選手としても主将としても存在感を発揮してきた。
 今回はそんな星子に、これまでの中学野球を振り返っていただき、また高校野球での目標についても伺った。

 中学野球屈指のエリートプレーヤーの素顔に迫っていく。

技術よりも目を引く人間力の高さ



星子天真(熊本泗水ボーイズ)

 中学通算13本塁打の打撃力に、軽快な守備と俊足が武器である星子。小学生時代から計3度の日本代表に選出されるなど、中学生としては非常に高いスペックを持つが、熊本泗水ボーイズを率いる松崎秀昭監督は、その最大の長所に高い人間力を挙げる。

 「場慣れしてるので、全体が見渡せますし返答もしっかりできます。
 気が抜けた選手や悩んでいる選手にもしっかり声を掛けますし、もちろん自分がちゃんとしてないと人には言えないので、自分で高い意識を持ってできる選手です」

 引退した現在も高校野球に向けて練習に参加しているが、ノックでは誰よりも声を出して練習の士気を高め、下級生にも積極的にアドバイスを行う。その存在感は依然として大きく、チームメイトからも大きな信頼が寄せられている。



挟殺プレーを行う星子天真(熊本泗水ボーイズ)

 小学校2年生の時に弓削キングで野球を始めた星子は、早くから注目を集める存在であった。
 野球を始めるきっかけとなった兄は、福岡大大濠の主砲として高校通算40本以上の本塁打を放った星子 海勢選手。福岡ソフトバンクホークスジュニアに選出された兄の背中を追って、同じ舞台に立つことを目標に必死に練習に打ち込んだ。

 「兄がソフトバンクホークスジュニアに選ばれていて、やっぱり大きな目標でした。
 自分もホークスジュニアに選ばれたときは、やっと兄に追いつけたというか、スタートラインに立てたのかなという気持ちになりました」

 熊本泗水ボーイズに入団後も下級生時から存在感を見せ、最上級生になってからは1番・セカンドとして活躍。昨年の夏には、ボーイズリーグの夏の全国大会である第50回記念日本少年野球選手権大会への初出場に大きく貢献し(大会には日本代表選出で不出場)、中学野球で確固たる実績を残した。

【次のページ】 日本代表で得た2つの経験

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プロフィール

星子天真(熊本泗水ボーイズ)
星子 天真(ほしこ・てんま)
  • 弓削キング-ソフトバンクホークスジュニア-熊本泗水ボーイズ
  • ポジション:内野手
  •    
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