目次

[1]チームメイトが語る内山壮真
[2]1つ1つの練習の所作から見える意識の高さ

 長い星稜野球部の中でも秀才型の野球選手として評される内山 壮真星稜)。富山出身の内山は中学から星稜の門をたたき、トップレベルの活躍を見せてきた。

前回10月に自身の野球人生を語ってきたインタビューをお送りしたが、今回はチームメイト、指揮官は内山をどう見てきたのかを語ってもらった。


チームメイトが語る内山壮真


 星稜中時代は1年からレギュラー。内山自身は「自分が入る選手だとは思わなかった」と驚く。

 だが、星稜中から一緒にプレーしている選手たちは別格の選手だと認めていた。

エースの荻原 吟哉は「入学当時は体つきは人より違っていました。身長があるわけではないのですが、太ももが太かったし、プレーも上手かったですし、こんな選手と星稜中で一緒にプレーができると思いました」と驚きを見せ、知田 爽汰は「みんなよりずば抜けていて1年生からスタメン。何やってもすごいという感じですね」と絶賛する。

 そして中学軟式代表入りし、星稜高校に進んでからも1年春から試合に出場。内山にとっても驚きだったが、林和成監督も能力の高さを買っての起用だ。中学時代では捕手だったが、あえて経験のある遊撃手として守らせた。それは周囲に内山の能力を認めさせることだった。

「まず捕手というポジションは、私が見た中でも最も肩が強い山瀬 慎之助(巨人)がいました。彼が捕手以外だと、一塁しかなく、捕手・山瀬というのはどうしても外せないんです。
 内山は内野ならばどこでもできますし、やはりいろんな人に認めてもらうためにはどこでもできる万能型という所を一年生からショートを守ることによって理解してもらえるのではないかと。ただその期待を超えていきましたね。技術だけではなく、考え方もしっかりしていて、性格も良い。上級生からも一目置かれていました」

 1年夏から甲子園に出場。1年秋もショートとして明治神宮大会準優勝。2年春のセンバツ甲子園では6打数0安打に終わり、本人としても悔しさが残る大会だったと振り返る選抜だったが、それでも内山の能力は潜在能力の高さは評価されており、日本代表候補入りし、研修合宿に参加した。