目次

[1]有名な元プロ野球選手との対戦で自分の課題が分かった
[2]将来的に投手と野手、両方の可能性を広げたい

 お正月のテレビ番組で元プロ野球選手を相手に堂々たるピッチングを披露した大津瀬田ボーイズの山田 陽翔。最速142キロのストレートを投げる逸材で、1年生時にカル・リプケン12歳以下世界少年野球大会、3年生時に世界少年野球大会にそれぞれ日本代表として出場した実績を持つ。

 名実ともにスーパー中学生の名をほしいままにした山田は高校でも超高校級の活躍が期待されている。今回は全国を代表する中学球児となった彼の魅力に迫ってみた。後編では山田を一躍有名にしたテレビ番組出演、高校野球の目標について伺った。


前編はこちらから!
野球に対する情熱と努力が人一倍の「野球小僧」山田陽翔(大津瀬田ボーイズ)【前編】

有名な元プロ野球選手との対戦で自分の課題が分かった


 全国大会には出られずともその能力に疑問を持つ者はいなかった。様々な大会で活躍した山田はテレビ番組の出演オファーが来るまでになった。その内容はスーパー中学生投手がマスクを被った元プロ野球選手に勝負を挑み、アウトにすれば相手の正体を暴けるというものだ。このロケで過去最速を1キロ更新する142キロを記録。1人目の亀山努にはヒットを打たれたが、2人目に対戦した元木大介をファーストフライに打ち取り、正体を暴いてみせた。

「(オファーが来た時は)素直に嬉しかったですし、ワクワクしました。(相手打者は)マスク被っていたんですけど、雰囲気があって、すごくやりづらかったです。印象に残っていたのは元木さんです。狙った球をキッチリ振ってきて、危なかったです。コントロールをもっと強化しないといけないなと思いました」

 すでに引退したとはいえ、プロで活躍した選手との対決は貴重な経験となっただろう。一流選手の雰囲気を味わったことがこれからの野球人生にどんな影響をもたらすだろうか。

 高校に向けては「いかに怪我をしない体を作るかが重要になってくるので、体のメンテナンスをしっかり行っていきたいと思います」と自分の体と相談しながらトレーニングを続けている。