第1109回 大学生ナンバーワン左腕・早川隆久(早稲田大)が直球、変化球を投げるポイントを徹底解説!2020年02月02日

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【目次】
[1]カットボール編 ポイントはストレートと同じ握りで切るイメージで投げる!/カーブ編 回転量が多いカーブを投げる秘密は?
[2]チェンジアップ編 感覚的にはパーム!/ストレート編 下半身主導で腕が勝手に遅れて出てくるイメージ

 大学生ナンバーワン左腕と目される早川 隆久(早稲田大 木更津総合出身)。ここまで1月に前編・後編と2本にわたって早川の意識の高さに迫ってきた。今回は早川が自身の変化球を解説。一問一答形式のインタビューと写真・動画を交えながら紹介をしていきたい。


これまでのインタビューはこちらから!
大学でも攻略困難な左腕になるために 早川隆久(早稲田大)が下級生時代の洗礼から得たもの【前編】
ストイックな早川をさらに進化させた小宮山監督とプロ入りした先輩のアドバイス 早川隆久(早稲田大)【後編】

カットボール編 ポイントはストレートと同じ握りで切るイメージで投げる!



カットボールのポイントを語る早川隆久(早稲田大)

―― 早川投手のピッチングを見て気になったのは、カットボールの精度が高いと思ったことです。

早川隆久投手(以下、早川) カットボールについては大学1年生から取り入れるようと思っていたんですけど なかなか自分の体になじんでくれなくて、大学3年春になってよくなってきました。

―― 馴染むということはどういう感じでしょうか?

早川  リリースの感覚が変わっていて、今までは捻って曲げようというイメージだったんですけど、今は切るイメージで投げています。切れば切るほどカットボールが真っすぐにより近い軌道で曲がるので、その感覚を自分の中で身につけられたのは大きいです。

―― カットボールを切る感覚というのを教えていただけますか。

早川  カットボールはまっすぐと同じ握りなのですが、以前まで中指と人差し指を捻るように離していたのですが、真っすぐの握りから中指と人差し指を押し出すようにして、切るイメージで投げていることになります。そうすると手元できゅっと曲がるカットボールになりますので、その分、打者も真っすぐと思って振りにいくので、凡打が多くなりました。

ポイント:真っすぐの握りから中指と人差し指を押し出すようにして、切るイメージで投げる

カーブ編 回転量が多いカーブを投げる秘密は?



カーブの握りを語る早川隆久(早稲田大)

―― 早川投手のカーブは回転数が多いイメージがあります。

早川  回転数について自分はそんな意識していないんですけど、もともと真っすぐの回転数が多いタイプなので、その腕の振りと回転をよりかけようと思えば、その分、曲がり幅も大きくなりますし、キレというものも徐々に出てくるのかなと思います。

―― スピン量が多いカーブを投げるイメージがあるのですが、どういうイメージで投げているのでしょうか。

早川 カーブは暢仁(森下・明治大-広島ドラフト1位)さんに教わったのですが、カーブはストレートのようにバックスピンをかけるのではなく、逆回転の真っすぐを投げるイメージで投げることが大事だと教わりました。

 高校時代、社会人の先輩から教わったカーブは真上にあげた瞬間に真下に落とすとめちゃくちゃバックスピンがかかってドロップカーブ気味のカーブが投げられるよと教わって。カーブに関して変化量の大きいカーブとなりました。

―― 高校の先輩はどの方なのですか。

早川  先輩といいますか、当時、JFE東日本にいた川崎(正昭・現・JFE西日本)コーチに教えていただきました。高校3年春に、JFE東日本の合宿にいって、そこで教えていただき、だいぶ良くなりましたね。

―― それで森下さんの教えが加わったんですよね。

早川  そうです。スピン量が加わったカーブとなりました。

ポイント:決め球は薬指と親指がポイント。カウント球は中指と人差し指を挟む。

【次のページ】  チェンジアップ編 感覚的にはパーム!/ストレート編 下半身主導で腕が勝手に遅れて出てくるイメージ

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プロフィール

川野 涼多(九州学院)
早川 隆久(はやかわ・たかひさ)
  • 木更津総合-早稲田大
  • ポジション:投手
  • タイプ:左投左打
  • 身長体重:179cm72kg

      
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