目次

[1]今でも思い出深いプロ初勝利
[2]野球が大好きで1つの練習にこだわりを持てば道は切り開くことができる

 昨年、ファームで4勝し、一軍で15試合に登板。9月のロッテ戦では、延長10回に登板しプロ初勝利と初のお立ち台に登った國場翼投手(具志川高校出身)。前編では最後の夏の思い出を語っていただきましたが、後編ではプロ初勝利のエピソード、成長するために大事なことを語っていただきました。

前編はこちらから!
けがで秋、春は未登板。プロへいく道を切り開いた最後の夏 國場 翼(埼玉西武ライオンズ)【前編】

今でも思い出深いプロ初勝利


 プロ入りして國場が一番輝いたのが9月14日の千葉ロッテ戦(メットライフドーム)だっただろう。同郷の後輩・平良海馬(八重山商工出身)が中継ぎで登板すると、先輩・山川穂高(にも一打が出る。だが3-1でリードした9回、ベンチから満を持して送ったはずの増田達至(柳学園出身)が打たれる。

國場 同点になって、延長になって『國場!行くぞ!』と。優勝争いしている中で指名してくれた。大事なところで投げさせてもらえる。もうそれだけで嬉しかった。ベンチからの期待に、最高の気合が入りました。

――ヒーローインタビューでも『前日打たれた中村(奨吾)さん。絶対抑えるとの気持ちで投げました。』と

國場 マイナスなイメージは一切ありませんでした。絶対抑えるんだと。

 ベンチからの期待に応えゼロで抑えた國場。その裏、メヒアのサヨナラタイムリーが出て人生初のお立ち台に登った。その夜は福岡ソフトバンクホークスも勝ち、一位返り咲きはならなかったが、その後埼玉西武ライオンズは見事リーグ優勝を果たしたのだった。