第1075回 ホームランだけではなく、勝利のために局面に応じた打撃を 渡邉 翔大(昌平)【後編】2019年11月04日

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【目次】

[1]渡邉が明かす打撃改造
[2]ホームランではなく、チームのための一打を

ホームランではなく、チームのための一打を



渡邉 翔大(昌平)

 ここまでの打撃改造内容を明かした渡邉。これまでの成長について黒坂監督はこう明かす。
「中学生の時から上半身の強さは感じられましたが、タイミングの取り方に硬さがあって、今のままでは苦労すると本人に伝えました。入学した当初もずっと上半身で打ちにいく傾向がありました。下半身でタイミングを取れるようになったのは、体を絞って、走れる体になったことが大きいですね。脚力がだいぶついて、純粋に足が速くなりましたから。

 足が使えることになったことで、下半身主導の打撃ができるようになったと思います。まだまだ良くなると思います」

 選抜を目指して、2年秋の県大会では準々決勝に終わり、3試合では1本も長打が打てず、悔しい内容となった。それでも、渡邉は打撃の追求を続ける。
「ホームランのこだわりは捨てました。ここまで来たら、高校通算50本塁打を打てればいいと思っていますが、まずはチームの勝利が大事だと思っています。ホームラン、長打だけではなくて、変化球に対応する打撃、逆方向への対応、膝を使った打撃など幅が広い打撃をしたいと思っています。

 今では最近はバントしてもいいと思いますし、チームのためにその場面にあった打撃ができればいいと思います」

 惜しい負けはもういらない。大事な仲間と一緒に甲子園にいくために、チームの勝利に導く一打を見せるために渡邉 翔大は壁を乗り越え、最後の1年を飛躍の1年とする。

(取材=河嶋 宗一

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プロフィール

渡邉 翔大(昌平)
渡邉 翔大
  • 昌平
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投左打
  • 身長体重:177センチ78キロ
  •  
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